安田成美、優しい“ママ”恐竜に 『アーロと少年』吹替キャストが決定

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ディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』が、3月12日公開。この作品は、“もしも隕石が地球に衝突せず恐竜が絶滅していなかったら? そこは恐竜だけが言葉を話す世界――”という地球を舞台に、弱虫でひとりぼっちの恐竜アーロが、少年スポットとの壮大な冒険の先に大切なものを見つけていく感動のアドベンチャー・ファンタジー作品。12日、豪華吹き替えキャストが発表となった。

主人公アーロを愛し、臆病な彼の成長を優しく見守るアパトサウルスのママ役を安田成美が担当。見知らぬ世界にひとりぼっちになってしまった孤独なアーロは、いつも愛情たっぷりに育ててくれたママがいる家に帰りたいという一心で家に帰るため大冒険に出る。そんなアーロを始め3兄弟の子供たちに深く強い愛を注ぐママを表現するには、自身も3人の子供を持つ安田がぴったりだったため起用されたという。

また、ひとりぼっちで弱虫なアーロが冒険の途中に出会う強面のTレックス一家の、怖さとの向き合い方を教えてくれる迫力満点の父親・ブッチ役は松重豊、好奇心旺盛でどこか抜けている弟・ナッシュ役を八嶋智人、おしゃべり好きでおてんばな姉・ラムジー役を片桐はいりが演じ、今回の決定に対し、それぞれのコメントも到着。以下に紹介する。

[ママ役/安田成美]映画『アーロと少年』日本語吹替版で、主人公のアーロのママ役を担当させて頂きます安田成美です。3人の子供の母親役ということで、実生活ともつながるところがあり、子供を持つ母親ならではの目線で演じられればと思っております。本作は、壮大なスケールの映像も魅力の一つと聞いているので、大きなスクリーンで観るのが楽しみです!

[ナッシュ役/八嶋智人]ピクサー作品はいつも凄いクオリティーだなぁと思って観ていましたので、お話をいただいて正式に決まった時は、嬉しさと同時にプレッシャーも感じました。僕が演じるナッシュは、Tレックスなのにちょっと抜けていてチャーミング。そして明るくてイイ奴なんです。だから恐竜というよりは、そのキャラクターに乗ってナッシュを楽しみたいと思っています。そしてそれがお客さんにも伝われば嬉しいです!

[ブッチ役/松重豊]今回演じさせていただくのは、Tレックス一家の大黒柱、ブッチです。百戦錬磨の強面で、オリジナルでは非常に声の渋い俳優、サム・エリオットさんが演じられているとのこと。恐竜を演じるなんて初めてのことではありますが、精一杯声に優しさと説得力を込めて演じたいと思います。ブッチは、一見荒くれ者ではありますが、本当はとっても優しいキャラクターなので、是非愛して欲しいですし、魅力をさらに増せるように頑張ります!圧倒的な映像美の中で、愛と勇気と生きる力をお送りしたいと思っております!

[ラムジー役/片桐はいり]初めての声優がディズニー/ピクサー作品、しかも恐竜役!緊張しつつ腕が鳴ります。私が演じるラムジーはTレックスなので見た目はちょっと怖いんですが、姉御キャラということなので人間の弟がいる私が古代の大気と恐竜の体の大きさを感じながら身近に演じたいと思います。

2016年は、ピクサー・アニメーション・スタジオが創立30周年を迎える。『トイ・ストーリー』から始まり、大ヒットの良作を生み出し続けるピクサーが記念すべき年に放つ、まさに“アニメーションの映像革命”とも言える本作品が、豪華吹替えキャストの参加によって更にその品質を高めてくれるに違いない。

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