阿部寛、松坂桃李、反町隆史ほか“男の色気”が匂い立つ秋ドラマ3選

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各局の秋ドラマがスタートし、まもなく中盤を迎える。恋愛、刑事、医療、コメディなど様々なジャンルの作品が放送されているが、今クールは特に「今年の秋ドラマはみんな面白い」「良いのばっかやん」「秋ドラマやばいwww」と絶賛する声が多数。その中から今回は、“戦う男の姿”が魅力的な3作品ピックアップしてみた。

■『下町ロケット』阿部寛/夢と希望を守るために大手企業と戦う

阿部寛主演の『下町ロケット』(TBS系列、毎週日曜21:00~)は、池井戸潤の直木賞受賞作が原作で、「半沢直樹」制作チームによる注目のドラマだ。平均視聴率は、初回16.1%、第2話17.8%、第3話18.6%、第4話17.1%と高い数字が続き、「半沢」フィーバー再来への期待がかかる。

物語は、元宇宙科学開発機構の研究員、佃航平(阿部)が、父親が残した下町の佃製作所で経営者として、大企業に挑むストーリーになっている。初回から、大手取引先からの突然の取引中止、ライバル社からの理不尽な訴訟、日本を代表する大企業からの特許買取りの申し入れ……などスピーディな展開が続いている。

ストーリーの内容はもちろん、キャストに対する評価も高い。主人公・佃を演じる阿部は、入念な下調べをしてこの役に挑んだということもあり、ネット上では「阿部さんはどんな役でもハマる」「こんな社長の下で働きたい」「阿部さんかっけえ~」と阿部の好演が光ると評判。また、帝国重工の宇宙航空部部長である財前を演じている吉川晃司についても「色気にやられた」「毎週、吉川晃司が見られるだけで嬉しい」と特に女性からの支持が高い。また、この作品は、下町の工場が舞台なだけに出演者の多くが男性だが「親父たちが頑張っている姿が最高」「男たち真剣な姿がカッコイイ」「男気に、泣けたー」と、その男臭さが良いという意見も相次いでいる。

11月8日(日)に放送された第4話では、財前が佃の夢に共感したことで、佃製作所が「部品供給のテスト」に参加できることに。しかし、技術開発部の真野(山崎育三郎)は、佃のやり方に不満を持ち、帝国重工での製品テストを不合格にさせようと、わざと不良品を紛れ込ませ、佃製作所が窮地に立たされる、といった内容だった。次回(11月15日)は、第一章完結編。無事に製品テストに合格したにも関わらず、部品供給のための最終テストで“ある問題”が発生する。

■ 『サイレーン』松坂桃李/恋人を守るため、殺人犯と戦う

山崎紗也夏の人気コミックが原作の『サイレーン』(関西テレビ・フジテレビ系列、毎週火曜22:00~)では、主演の松坂桃李が猟奇殺人犯に挑む。

警察の機動捜査隊員・里見偲(松坂)と猪熊夕貴(木村文乃)は、同僚であり恋人同士。正体不明の美女・橘カラ(菜々緒)と出会い、猟奇事件の渦中に巻き込まれることに……。

兼ねてから悪女役に定評のある菜々緒だが、今作ではさらに「主役を食う凄まじい存在感だ」「菜々緒の美貌とスタイルは悪女にうってつけ」「菜々緒のカラ、本当に怖い」と、その迫力ある演技が大きな話題になっている。また、そんなカラから恋人を守る松坂に対しては「カッコイイな~」「松坂桃李に守られたい(号泣)」「何でも守っちゃう感じが格好良すぎだし、久々にときめいた!」と“守られたい女子”続出。さらに、松坂が体当たりで演じるアクションシーンも本作の見どころになっており「迫力あるアクションに驚いた」「役者としてめちゃめちゃ幅が広がった」と注目が集まっている。

11月3日(火)に放送された第3話では、里見が少しずつ事件の核心に迫り、会員制クラブに潜入捜査を行うと「ハラハラして心臓疲れた」「里見のクラブ潜入シーン、ドキドキした」「スリル味わえる~」という反応で賑わっていた。

■ 『相棒season14』水谷豊・反町隆史/注目の新コンビで犯罪者と戦う

『相棒season14』(テレビ朝日系列、毎週水曜21:00~)は、ご存知大人気シリーズの第14弾。警視庁の閉職「特命係」所属の天才警部である杉下右京(水谷豊)の4代目相棒として、今シリーズから法務省キャリア官僚の冠城亘(反町隆史)が登場。シリーズ初の警察官ではない相棒役として話題となった。

キャスティング発表当初は「どんな相棒になるのだろう」「意外なキャスティング」という声もあったが、ドラマを見た視聴者からは「とにかくカッコイイ!」「反町さん、お茶目な面もあって素敵」「これまでの相棒のなかで一番」と高評価。官僚という設定も「これまでのシリーズと差別化されていて面白い」「お互いを認め合う雰囲気が出ていて良かった」と好意的に受け止められているようだ。

11月4日(水)に放送された第4話では、右京と亘は、20年前に逮捕直前まで追い詰めながらも、証人の自殺によって真実を追求できなかった事件を追うことに。当時、日本の政財界とつながりがあり、“日本の黒幕”と呼ばれていた譜久村(織本順吉)に右京が接触する。今なお各界に絶大な影響力を持つ裏社会のドンだけに、右京と亘が調べ始めただけで即座に上から圧力をかけられる始末。しかし、粘り強く捜査を続けことが、20年前の真実に迫っていった。この活躍に対し「デンジャラスペアの安定感w」「コーヒー高いとこから注いだり、お茶目な冠城くんのキャラ好き」「右京の正義と冠城の正義が語られたのが良かった」「どの相棒より“曲者コンビ”感が強いのは良いなぁ」「これからのふたりの絆が楽しみ」と今後の放送を楽しみにしているという視聴者の声が多く、引き続き新たな“相棒”に注目が集まりそうだ。

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