R・デ・ニーロ「頑張っている女性を応援したい」とエール!特別映像が独占解禁

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『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが、ロバート・デ・ニーロと初共演することでも話題となっている最新作『マイ・インターン』が、10月10日より日本で公開を迎える。これに先駆け、デ・ニーロが、「頑張っている女性を応援したい」とエールを送る特別映像が、テレビドガッチ独占で解禁となった。

本作でアン演じるファッションサイトの社長ジュールズの会社にシニアインターンとしてやってくるベンを演じたデ・ニーロ。仕事を引退し妻に先立たれたベンの、どこか心に穴が開いたような気持ちにとても共感したようで、「仕事を引退することは僕くらいの歳になれば誰だって考えるよ。自然なことさ。ベンは仕事を引退した今、彼はその生活が期待していたものとは違うことに気付くんだ。僕と同世代の人ならみんなベンの言うこと全てに共感できると思うよ」と話しており、デ・ニーロ自身もベンのどこか寂しい気持ちにとても共感できたと語った。

40歳年下の上司の下で働くという設定も興味深かったこともあり、出演を決めたというデ・ニーロは、「僕は実際に何千万ドルと稼ぐ若い人たちによく会うんだ。そのビジネスはヘッジファンズとか何とかよく分からないけれど(笑)、でもアンが演じたジュールズは実態のあるビジネスで成功しているんだ。しかし彼女は仕事や家庭のことで悩んでいる。そこで僕が演じたベンは、彼女にそれがどうして特別なことなのか教えてあげて、彼女を激励する役なんだ」と述べ、若くても一生懸命に頑張る女性を応援する役柄を楽しんで演じたことを明かした。

また、デ・ニーロは、アン演じるジュールズのように家庭と仕事を両立させる女性についても、「仕事と家庭の両立はできるだろう。これは僕の経験から言えることなんだ。一緒に働く女性たちはどちらもこなそうと邁進しているし、僕はそういう女性を支持するよ」と語る。続けて「実際アンのような若くて尊敬できる女性たちはたくさんいる。普段から家庭と仕事を両立している優秀な女性たちに囲まれているからね。僕はアンを始め、若くて才能のある女性たちをいつも尊敬してきた。一般社会においてもそうあるべきだと思うよ」と明かし、映画と同じく仕事も家庭も頑張る女性たちを尊敬していると語った。

さらに今回初共演したアン活躍を見て、「僕にも昔俳優以外で挑戦したかったことはもちろんあるよ。元々歌を歌っていたのだけど、途中で辞めてしまったんだ。でもアンが2011年ケネディ・センターで歌っているのを見て、それが本当に素晴らしく感銘を受けたんだ。彼女にあんな素晴らしい才能があるなんて知らなかった。だから僕よりとても若いアンが、自分が昔やりたかった歌で成功しているのを見て感動した。僕も挑戦してみればよかったと思ったよ」と自分が諦めてしまった歌の才能を発揮するアンに、女優として今後の活躍に期待を寄せた。

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