アン・ハサウェイ&ロバート・デ・ニーロ、NYプレミアで奇跡の2ショット

公開: 更新:

『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが、ロバート・デ・ニーロと初共演することでも話題となっている最新作『マイ・インターン』が、10月10日に日本で公開されるが、これに先立ち21日(※現地時間)、ニューヨークプレミアが、ジーグフェルドシアターで盛大に行われ、アンとデ・ニーロが登場し手を繋いだ二人の貴重な姿が公開された。

プレミアイベントの代名詞でもあるレッド・カーペットの周りには、一夜限りの豪華キャストたちの登場を今かと心待ちに集まった400人ものファンと、約300人を超えるマスコミが世界各国から詰めかけ会場は熱気に包まれた。

まず『ピッチ・パーフェクト』で人気沸騰中のアダム・ディバインやナット・ウルフなど、今旬の注目若手俳優たちが続々とレッド・カーペットに登場。さらにマライア・キャリーやスティングらセレブ有名人も、この秋の話題作をいち早く観ようと会場にサプライズで駆け付け、会場を大いに盛り上げた。

そして本作で主役のファッションサイトの社長を演じたアンが登場すると、大きな歓声が上がり、会場のボルテージは最高潮に。ファンからのサインや写真撮影に気さくに応えた後、マスコミフォトセッションに現れると、フラッシュの嵐が彼女を包み込んだ。アンは、ロダルテ(rodarte)のスパンコールやラメが煌びやかにあしらわれ、左肩が大きく開き、胸元から腰回りがぴったりとしたアシンメトリの黒いドレス姿でゴージャスに登場。足元は15cmほどある可憐なピンヒールの装いだった。

また、アン演じるジュールズの娘を演じた子役ジョジョ・クシュナーが、サプライズで手紙を手渡そうとアンに歩み寄り、二人が両手いっぱいにハグをするなど、劇中のワンシーンかのような微笑ましい一面もみられた。

そして、アンは日本にファンに向けても、「日本の皆さん、『マイ・インターン』の公開を楽しみに待っていてくれてありがとう! この映画はハートウォーミングでもあり、オシャレなファション満載で、くすっと笑えるシーンもあるし、そして大切なことを教えてくれるの。その上、ロバート・デ・ニーロがいるのよ!」とメッセージを寄せた。

そこで、映画デビューから50周年の名優デ・ニーロとの初共演について聞かれたアンは、「最初は、緊張で息をすることすらできなかったけど、だんだん馴染んでいって、彼のおかげで息のあった演技ができるようになったわ。彼は本当に愛すべき人で、仕事に対する意識も共通していたわ」と終始敬意を表し、大先輩であるデ・ニーロとの共演がいかに素晴らしかったかを語った。

そんなアン絶賛のデ・ニーロは、本作では、紳士的なシニアインターンのベンを演じている。デ・ニーロは最後に姿を現したが、なかなか公の場でインタビューを受けないことで有名な彼を知ってか、世界中のマスコミからは「デ・ニーロ! デ・ニーロ!」の大コールが巻き起こった。そんな中、「歳をとっても人は働くべきですか?」という問いかけに対し、「YES.」と一言笑顔で答え、本作で演じたベンのように紳士的な態度で会場を大いに盛り上げた。

また、本作の脚本・監督を手掛けたナンシー・マイヤーズ氏は撮影にあたり、「まったく大変ではなく楽しかったわ。二人とも素晴らしい俳優だけど、名誉や肩書はなしで、作品の中ではアンはジュールズだし、ロバートはベンよ」と嬉しそうに振り返った。また劇中に出てくる“サヨナラ”という台詞については、「普段、親友との食事の後などに日常的に交わす挨拶で、温かいイメージだったのでそこからヒントを得て使ったのよ!」と日本語についてのエピソードを語った。

超豪華スタッフ・キャスト陣が大集結したフォトセッションでは、アン、デ・ニーロを中心に、劇中で描かれる世界観同様に世代を超えて終始仲の良いチームの様子がうかがえた。

PICK UP