ダチョウ倶楽、新ギャグ披露で会場の冷ややかな反応が一変!

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5月16日(土)に公開される映画『ラン・オールナイト』。日本公開まで1ヶ月を切った4月23日(木)に都内にて試写イベントが行われ、ダチョウ倶楽部が登場し、新ギャグ「友達でーきーたー♪」を披露した。

イベントには、N.Y.中を敵に回しても、その強さを発揮する主人公ジミーに負けじと“和製リーアム・ニーソン”を自称する寺門ジモンが、リーアム・ニーソンをイメージしたジャケットスタイルで登場。肥後克広は寺門から借りたという全身迷彩服と一見サバイバルに備えた格好で、上島竜兵はシャツにパンツ姿という寺門に比べると特に代わり映えのない力の抜けた恰好で登場した。

この作品をいち早く観た寺門は「「リーアム作品の中でも一番リアルであり、最高傑作」と主役を演じるリーアム・ニーソンの強さと映画のクオリティに感銘を受けた様子で語り、肥後と上島に「いつ誰が敵になるか分からない状況なんだから、常に危機的状況に備えないといけないんだよ!」と。これには2人も「いやいや! いつでもどこでも生き残れるわ!」と応戦。すると寺門はヒートアップし、「これじゃサバイバルは出来ないね。いつ何が起こるかわからないんだから、そのたびに一瞬で判断しないと生き残れないよ! だから“一瞬テスト”をする!」と2人の性根を急遽叩き直すといった“ジモン流都会のサバイバル講座”のレクチャーが行われることになった。

1つ目のお題「犬と猫、どっちを取るべき?」では、肥後が迷わず「犬」を選択。理由は母親が猫を飼っているが、自分が犬を飼っているから。その理由に寺門は「お前すげえ! 一瞬で頭の中に犬と猫が浮かんだんだろ? その瞬発力はすごい、サバイバル力が高い!」と絶賛。2つ目は「有吉と土田、どっちかを選ばないと死ぬ」というお題に対して、上島はおどおどした素振りを見せたままタイムアップ。寺門は「遅すぎるよ! 2人とも後輩だろ、何で選べないんだよ」とダメ出し。しかし、「このテストは心の中が裸になる、面白いなサバイバルって!」とコメントし、ご満悦の様子。どちらを選ぶかではなく、一瞬で判断することがサバイバルでは大切だと熱っぽく語っていた。

以上のテストから“ダチョウ倶楽部結成30周年”を迎えられたのは、この判断力のお陰と実感した寺門だったが、その熱い気持ちやこだわりに、2人から不満が噴出。上島はたまらず「このテンションがめんどくさい!」、肥後は「ジモンが喋りすぎて打合せにならない!」と急に饒舌になった2人の様子に思わず寺門も苦笑いを浮かべた。さらに肥後は「銃を構えているリーアムが寺門、それから逃げている2人がまるで俺と上島のようだ」と今の状況を映画のポスターに例えて解説し、いつも上島がいじられるといったダチョウおなじみの様子とは違った印象を見せた。

さらに最後には、寺門が実施したサバイバル講座を実生活でも実践したい観客を募るも会場は冷ややかな反応……。その空気に耐えきれなかったのか、3人がもめ始めて取っ組み合った後、「友達でーきーたー♪」と新ネタも飛び出し、おなじみのダチョウ倶楽部らしさを取り戻して大賑わいの中イベントが終了した。

そんな3人から、今回の作品についてのコメントも到着。「この映画は最初から最後までドキドキが止まらず、まるでノンストップアクション作品でした。ドキドキを通り越して怖くなりましたね、平和に生きていたいなと思いました。きっと本作をご覧になった方は、家に帰るまでずっとドキドキしぱなっしだと思いますよ。N.Y.が舞台ということもあり、本当に危険そうな地域も出るなど描き方がリアルでしたね。緊迫感がとてもありました。またリーアム・ニーソン作品の中でも一味違う最高の仕上がりになっていました。彼自身もとてもサバイバルに挑んでおり、目が離せません。とにかく最高でした!」。

【ストーリー】殺し屋として闇の世界に生きるジミー(リーアム・ニーソン)は、仕事のために家族を捨て、一人息子のマイク(ジョエル・キナマン)とも疎遠になっていた。しかし、ある日、殺人現場を目撃して殺されそうになっていたマイクを救うため、NYを牛耳るマフィアのボスの息子ダニーを射殺してしまう。ボスのショーン(エド・ハリス)とは固い絆で結ばれた30年来の親友だったが、息子を殺されたショーンは、嘆き、怒り、ジミーに宣告する。「お前の息子を殺して、お前も殺す」と。朝が来る前にジミーたちを葬ろうと、ニューヨークは今、街中が敵となった。父と子の決死の戦いが始まる――。

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