三谷幸喜最新作、香取慎吾×綾瀬はるかのスペースロマンティックコメディ「ギャラクシー街道」に決定

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人気脚本家で監督の三谷幸喜の最新作が、宇宙を舞台に繰り広げられるスペースロマンティックコメディ『ギャラクシー街道』に決定。主人公の宇宙人・ノア役にSMAPの香取慎吾、ノアの妻・ノエ役に綾瀬はるかで、2015年10月に公開されることが発表された。三谷は「普通の恋愛モノでは面白くない。そこで舞台を宇宙にしてしまおう! と思いつきました」と語り、「SFは絶対いつかやってみたかったジャンルだった」と意気込みを語っている。

本作への出演について主演の香取は「スペースロマンティックコメディ!? なんだそれは! という感じです。三谷さん初めてのSFモノ、どんな映画になるのか撮影が楽しみです!」と語り、三谷は「彼にはまだまだ隠れた引き出しが沢山あると思っています。香取さん主演の舞台「オーシャンズ11」を観て、香取さんとジョージ・クルーニーには共通するところがあると感じたので、今回の役柄はジョージもちょっと入っています」と期待を寄せた。

そして、綾瀬は「三谷監督とは7年ぶり、香取さんとは6年ぶりにご一緒させて頂きますが、奇想天外な三谷さんの作品、今からとても楽しみです!」とコメント。三谷は「ピュアで天然なイメージがありますが、『ザ・マジックアワー』でご一緒した時にとてもクレバーな方だなと感じました。綾瀬さんは物を食べる時に、本当に美味しそうに食べるイメージがあります。今回は宇宙一食べ方がかわいいキャラクターになっています」と、見どころを語っている。

また、本作は舞台が宇宙ということで、登場するのは全員が宇宙人。世界観を表現するために街を丸ごとセットとして作り上げた『ザ・マジックアワー』の美術・種田陽平チームと共に、それを上回るスケールで東宝スタジオに宇宙空間を丸ごと制作する予定だという。三谷は「これまでに、ホテル、港町、裁判所、清須城と作ってきました。作品作りの最初に、まず舞台を決めて、さぁそこを舞台に何をしようか、と考えます。既に街というスケールの大きな空間を作っていたので、さらにスケールを大きく、宇宙を作ろう! ということは大分早い段階から決まっていました。今の技術を使えば、いくらでもCGで宇宙を作ることはできますが、スタジオのセットで作る、手作り感満載の宇宙が見てみたい! という、僕の希望で、今回は敢えてCGではなくセットで宇宙空間を作ります」と美術に込めた思いを語っている。

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