大野智、月9初主演作『鍵のかかった部屋』の特別編が放送決定「とても思い出深いドラマ」

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大野智が、月9初主演を飾ったドラマ『鍵のかかった部屋』(フジテレビ系)の特別編が、5月11日(月)21時から放送される。

本作は、大野演じる“防犯オタク”の榎本径が、密室殺人事件に挑む2012年放送の謎解きミステリードラマ。貴志祐介の「防犯探偵・榎本シリーズ」を原作に、セキュリティシステムを知り尽くした榎本によるハラハラドキドキの“密室破り”が描かれ、全話の平均視聴率は16%を記録した(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

ヒットドラマだけあり、視聴者からの再放送の要望も多く、この度、満を持して特別編の放送が決定。全国的に“STAY HOME”が推進されている今、数あるフジテレビの過去ドラマの中から、家族全員で楽しめる本作が選ばれる形となった。

特別編の第1話は、大手警備会社・東京総合セキュリティに勤める榎本が、弁護士の青砥純子(戸田恵梨香)に頼まれ、先輩弁護士の芹沢豪(佐藤浩市)と密室事件の現場である山荘を訪れるところからスタートする。

山荘は、遺体となって見つかった葬儀会社の社長・大石の持ち物で、警察は山荘が密室だったことと、大石が末期のがんを患っていたことから自殺と断定。しかし、大石の友人・円山(浜田晃)と司法書士の日下部(堀部圭亮)は疑念を抱き、芹沢に調査を依頼したのだった。

日下部は、大石の甥で葬儀会社の専務・池端(風間杜夫)と山荘に赴いた際に、大石が部屋のドアを背にして体育座りのような姿勢で死んでいたことを説明。脚の前には重厚なテーブルが置かれ、そのテーブルはどっしりとしたソファで固定され、ドアには天井から床まで白幕が張られていた。その説明を聞いた榎本は遺体と同じ姿勢になって座り込む。

後日、芹沢を連れて東京総合セキュリティを訪れた純子は、榎本から山荘を完璧に再現した模型を見せられる。一度の訪問で全てを記憶したという榎本は、大石が自殺かどうか、検証すると言い出し……。

鋭い洞察力と集中力で事件を解き明かしていく主人公の榎本を演じた大野は「このドラマは、僕が演じる主人公・榎本が密室トリックの謎を解き明かしていくミステリードラマで、僕の月9初主演作でもあるので、とても思い出深いドラマです」と回顧。「榎本がどうやって密室トリックの謎を解き明かしていくのか? ぜひご家族そろって一緒にお考えいただき、楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを伝えた。

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