高橋大輔、32歳で復帰を決めたのは「自分のため」今後のスケート人生は?

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今季現役復帰を果たしたフィギュアスケートの高橋大輔選手に密着したドキュメンタリー番組『新・誰も知らない高橋大輔』(カンテレ ※関西ローカル)が、12月29日(土)9時55分から放送される。2006年から高橋選手の取材を続けるカンテレのカメラが、「全日本フィギュアスケート選手権」の裏側に完全密着。さらに、試合直後の単独インタビューなどで高橋選手の素顔や本音に迫る。

2014年の引退から4年。「目標は全日本選手権の最終グループに残ること」と言って再び氷上に戻ってきた高橋選手。若い選手たちが目まぐるしい成長を見せ、4回転ジャンプが当たり前になったフィギュアスケートの新時代。32歳という年齢で復帰を決めたのは「自分のため」だという。高橋選手は22日のショートプログラム、24日のフリーと、それぞれの試合直後に、カメラの前で心境を語った。引退、そして現役復帰を経て、高橋選手にとって「全日本選手権」はどう映ったのか。

さらに取材班は、試合を終えた直後の打ち上げにも同席。高橋選手は「ショートを終えて、フリーの前、すっごい緊張したんです。いやぁちょっと悔しかったです。やっちまったなぁ。本当はもうちょっとできるんだけどな……」と、自身の演技を振り返る。今回の現役復帰にあたり、実は「4回転ジャンプの成功」にこだわったという高橋選手。公式練習の初日である21日に4回転ジャンプが成功したことが、とても嬉しかったといい「できるようになったぞ! というのを、みなさんの目の前で見せたかったので。一番気合をいれて挑んだのが公式練習かもしれないです」とはじける笑顔を見せた。

“目標”としていた全日本選手権で“準優勝”という結果を残した高橋選手。これからのスケート人生をどうしていくのか? 番組はこれからについて独占インタビューで尋ねた。果たして、高橋選手の答えは?

2006年から高橋選手を追い続けた居川大輔ディレクター(カンテレ スポーツ局スポーツ部)は、「彼のカッコ良さ、優しさにはいつも敬意を抱いています。しかし彼は、氷の上に立つと、顔つきが変わります。これまで、試合直前は特に、一定の距離感を保って取材や撮影をしてきましたが、今は、32歳という年齢もあってか、試合前でも近い距離で取材をさせていただいています。今回の近畿選手権や西日本選手権では、試合当日でも、カメラに笑顔を見せてくれました。ただ……全日本選手権だけは、やはり違いました。『自分のスケートを取り戻したい』という理由で現役復帰した高橋選手。でも本当の理由は……どうなんでしょうか。12年間、彼を近くで見つめ続ける者として感じることがあります。みなさまにも番組を通してお伝えできればと思っていますので、是非ご覧ください」とコメントを寄せている。

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