亀梨和也、初の復讐劇で「未知のゾーン」へ

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亀梨和也主演の新ドラマ『FINAL CUT』が、2018年1月期にカンテレ・フジテレビ系でスタートすることが決定。殺人事件で母親を犯人扱いされ、自殺に追い込まれた過去を持つ男の復讐劇が描かれる。

亀梨演じる主人公・中村慶介は、高校生の頃、ある女児殺害事件で犯人扱いされた母親が、自殺に追い込まれた過去を持つ男。それから12年、慶介は“ある目的”を果たすため、事件の取材・放送に関わっていたスタッフ、司会者、そして事件の真相の鍵を握る美人姉妹を狙って、復讐に動き出す。

慶介は、巧妙かつ華麗な手口で相手を取材し、公開されるとその人の人生が終わる致命的な映像を突きつけ、「これがあなたのファイナルカットです」と決めセリフを言い放ち相手を追い込んでいく。しかし、それぞれのターゲットに近づく中、慶介は美人姉妹の1人を深く愛し始めてしまい、復讐のシナリオに狂いが生じてしまう……。

亀梨は演じる慶介について「何を思って生きているのかが掴みにくい人物なので、非常に手ごわいキャラクター」と分析し、「怒りや悔しさだけではなく、さまざまな感情を秘めた慶介の本質が、ターゲットを追い詰める時に透けて見えるように演じていきたい」と抱負を語った。また、劇中ではパルクール(※道具を使わずに、高低差や障害物を越えて移動していくアクロバチックな動きが特徴のフランス発祥のスポーツ)にも挑戦。「本当に大変ですね(笑) 僕もドラマ好きなのでアクロバチックなシーンが出てくると嬉しいし、すごくキャッチーなシーンになると思います。初挑戦ですが、頑張ります!」と意気込み、「復讐という自分にとって未知のゾーンに挑戦できることはすごく楽しみで、ワクワクしています」とアピールしている。

亀梨のほか、藤木直人、橋本環奈、林遣都、髙木雄也(Hey! Say! JUMP)、やついいちろう(エレキコミック)、さらには杉本哲太、水野美紀、佐々木蔵之介ら豪華キャストの出演が決定。藤木は、慶介の前に立ちはだかる番組司会者の百々瀬塁役、杉本は12年前の事件を取り扱ったプロデューサー・井出正弥役、水野は番組ディレクターの真崎久美子役、林が若手ディレクターの小池悠人役、そして、やついがカメラマンの皆川義和役を演じる。

そして橋本は、事件の真相の鍵を握る美人姉妹の妹・小河原若葉役として出演。復讐に翻ろうされる中で、慶介に思いを寄せるが故に心乱され、次第に変ぼうを遂げていく役どころで、これまでとは異なる大人の女性としての姿を見せる。姉妹のもう1人を演じる出演者は後日発表される。また、高木は慶介が唯一本音を語り、復讐の手助けをしていく幼なじみの野田大地役を演じ、佐々木は、12年前の事件の担当刑事で、現在は警視庁新宿中央署の副署長・高田清一郎役を演じる。

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