永野、高橋ユウ&大和田南那との“デート”に「正直、興奮しました」

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モデルの高橋ユウと、元AKB48の大和田南那とのデートが楽しめるVRコンテンツ『ドッチエ・LOVE?VR』が、フジテレビのスマートフォンアプリ「FOD VR」で公開された。早速、ダウンロードしてVRゴーグルを使って視聴した。そのレポートをお届けする。

まずは、VR初心者だという芸人の永野さんが同コンテンツを体験する様子を伝える番組『ドッチエ・LOVE?』(FODにて無料配信中)を紹介する。この番組では、バイキングの小峠英二さんと高橋さんがMC、大和田さんがナレーターを担当し、永野さんは、MC2人の目の前で『ドッチエ・LOVE?VR』を視聴。初のVR体験に「ヤバイ」「怖い」「可愛い」と大興奮し、途中、ゴーグルを外すと大興奮で感想を語り、最後には「やっぱりエロ番組じゃん」「正直、興奮しました」と大満足の様子を見せている。実はゴーグルを外した際の感想コメントが本番収録中ではなく、本来なら本番で言うべきことをうっかり出し切ってしまったということからも、その興奮具合が伝わってくる。

そして、筆者のレポートでは、それなりに多くのVRコンテンツを体験してきた経験を元に、VRの魅力、視聴方法を伝えていきたい。まず本作は、関西弁で強気なキレイめ女子のユウ(高橋)と、後輩でカワイイ系女子のナナ(大和田)と同時にデートするという夢の展開でスタート。タイプの違う2人にアプローチされながら、フリーフォールやジェットコースター、観覧車など、様々なアトラクションを迫力のVR映像で体験し、終盤にはどちらか1人を選び、夢のような(!?)マルチエンディングへと続いていく。

また、撮影が最新の3D・360度VRカメラ「OZO」によって行われているのも本コンテンツの魅力の一つ。このカメラは、8つのカメラで全方位を撮影し、片目当たり4Kの美麗な立体映像を収録することが出来る優れもの。フリーフォールやジェットコースターのシーンが大迫力で再現されており、中には、あるはずのない“風”や“重力”を感じる人もいるだろう。恐らく、永野さんが「怖い」と言っていたのは、この要素もあるのではないかと予想している。デート中の女の子との距離間やラブラブシチュエーション、そして、3つのエンディングで待ち受けるドキドキの展開では、“触れあい”“興奮”“羞恥心”“萌え”など様々な感覚に陥った。

VRを体験したことのない人には、映像を観ただけで「そんなことを感じるわけがない」と思われるかもしれないが、リアルな映像によって自身の経験から脳が騙されてしまう“クロスモーダル”という現象がある。VR業界の界隈では広く認知されており、没入感を高める要因になると言われている。しかしながら、その人の経験値や視聴時の没入感にも左右されるので、大きく個人差があり、誰もが筆者と同じような感覚になるとは限らない。その反面、筆者にはない感覚を得られる人もいるはずだ。

ちなみに、個人的な見解にはなるが、このクロスモーダルを起こりやすくする方法がある。それは没入感を上げること。映像の視点と自分を同じ状態にすることが大切なので、周囲の環境が許すのであれば、主人公に合わせて立ったり座ったりするのが良さそう(危険なので注意が必要)だが、間を取って高めの椅子に座って観るのがオススメだ。足が付かない高さならフリーフォールの体感も増すはずだ。そして声を大にして言いたいのは、「心を空っぽにして目の前で起きていることを受け入れる」ということ。それによってクロスモーダル現象も起こりやすくなり、バーチャルリアリティを“リアル”に感じながら楽しむことができるだろう。

なお、『ドッチエ・LOVE?VR』は、11月15日(水)~17日(金)に幕張メッセで開催されている、国際放送機器展「Inter BEE 2017」のFODブースで展示されている。同作品を体験することが可能で、参加者には、手軽にスマートフォンでVRを体感できるオリジナルVRゴーグルが数量限定で無料配布される。また、同イベント開催中は「FOD VR」で無料配信され、その後は月額見放題サービス「FODプレミアム」のコンテンツとして同アプリで配信される。

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