『27時間テレビ』目標視聴率35%!?ビートたけし、池上彰企画に「俺が背負ってる」

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フジテレビ系列で9月に放送される『27時間テレビ にほんのれきし』の記者会見が行われ、総合司会のビートたけし、キャプテンの村上信五が出席。視聴率35%が目標に定められた。

31年目を迎え、大幅に刷新される今年の『27時間テレビ』。生放送から長編特別編成へと形を変え、「日本の歴史」をテーマに、バラエティ、ドラマ、情報、スポーツ、アニメとジャンルをまたいで制作される。

たけしは冒頭のあいさつから「お金がいっぱいもらえる。27時間やるんだから1時間の特番の27回分」と言って飛ばし、村上も「フジテレビが傾きますよ!」とツッコミを入れるなどテンポよくスタート。また21年ぶりの総合司会についてたけしは「俺と逸見さんがやったんじゃないか。あの時は視聴率20%以上あった」と語り、司会の山﨑夕貴アナウンサーに「今回はそれを超える視聴率で」と期待をかけられた。

たけしは「どうにかしなくちゃ」と困惑した表情を見せながら「またやったって言われたらどうしよう……」とつぶやくと、「私、テレビの視聴率の記録持っていますからね。TBSの日曜ゴールデンで3.8%だった」と振り返り、思わず村上は「それ低い方でしょ!?」とツッコミ。一方で、主演ドラマ『昭和46年 群馬の春 大久保清の犯罪』に主演した際に「35~6%いった」と語り、山﨑アナが「その記録を破りましょう!」と発破をかけると、「35%も誰が見るの?」と笑っていた。

そんな中、オススメのコーナーの話題になると「やっていて可笑しくてしょうがなかった。まじめな番組なんだけど、どうも笑いとか下ネタにいっちゃって」と告白。すると村上は「それはあなただけですから」と再びツッコミを入れつつ、メイン企画となる「にほんのれきし博物館」について「ちょっと間抜けな歴史から、頭を使うようなこともある勉強できるコーナーだった」とアピール。

一方のたけしは、グランドフィナーレの企画「池上彰が見た たけしと戦後ニッポン」を選び、「戦後の団塊の世代だし、色々な事件も起こしているし、死にかけたし、高齢者問題とかも、みんな俺が背負っちゃってる」と言って、たけしの人生とリンクしながら日本の歴史が紹介されるコーナーを紹介。「池上さんは誰が騙したのか出てくれる。本当に気に入った企画じゃないと出ないんでしょ? しっかりやりたい人だから」と、その作りこみに期待を寄せていた。

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