バカリズム、『27時間テレビ』のドラマ脚本&出演!ナビゲーターも担当

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総合司会をビートたけし村上信五(関ジャニ∞)、れきしサポーターを林修が務め、今年9月に放送予定の『FNS27時間テレビ』のメインキャストに、バカリズムが決定。縄文時代から近現代まで網羅した「にほんのれきし博物館」の館長として番組をナビゲートし、さらに戦国時代と幕末を舞台にしたドラマ2本の脚本を手がけ、さらにドラマ出演もすることがわかった。

31年目を迎える今年の『FNS27時間テレビ』は心機一転、放送日を9月に移し、“にほんのれきし”をテーマに、「学び、笑い、楽しむ」がたっぷり詰まった完成されたエンターテインメントを追及。バラエティー、ドラマ、情報、スポーツ、アニメと多岐にわたるジャンルで作り上げていく。バカリズムは、番組全体の屋台骨となる企画「にほんのれきし博物館」に館長として、27時間かけて“にほんのれきし”を独自の視点で紹介していく。

バカリズムは、2005年にピン芸人となって以降、『R-1ぐらんぷり』5年連続出場のうち4回決勝進出。現在、『良かれと思って!』のMCなど地上波レギュラー番組7本を抱えるほか、多数の特番などにも出演、Web配信や雑誌連載なども手がける超売れっ子。2014年に連続ドラマ『素敵な選TAXI』で連続ドラマの脚本を初担当して以降は、『かもしれない女優たち』シリーズ、『桜坂近辺物語』の脚本を手がけ、昨年秋からは3クール連続で連ドラの脚本を担当するなど、その勢いはとどまることを知らない。

バカリズムが脚本を手掛けるのは、戦国時代を舞台にした『僕の金ケ崎』と幕末を舞台にした『わたしたちの薩長同盟』(仮)の2作品。『僕の金ケ崎』では、織田信長が豊臣秀吉、徳川家康、明智光秀を従えながらも撤退戦を余儀なくされた“金ケ崎の戦い”を描く。“戦国時代の四傑”と言っても過言ではない4武将が一堂に会して戦ったことが史実として記録されている唯一の戦いと、その裏側で“あったかもしれない“やりとりを、現代的な台詞で緊張感と笑いを織り交ぜながら表現していく。

直情型のワガママ男・織田信長役を大杉漣が演じるほか、稀代の成り上がり者・豊臣秀吉役を中尾明慶、生まれながらの中間管理職・徳川家康役を渡辺いっけい、プライドの高い曲者・明智光秀役を杉本哲太がそれぞれ演じ、さらにバカリズム自身も服部半蔵役で出演する。

そして、幕末の動乱を描いた「わたしたちの薩長同盟」(仮)では、坂本龍馬、桂小五郎、西郷隆盛ら3人の幕末志士が締結したと言われる薩長同盟を予想だにしない新展開で描いていく。

バカリズムは今回の出演について、「ここまでちゃんと『27時間テレビ』に関わるのは初めてなので、すごく光栄ですね。“やっとか”という思いでうれしいです」と語り、『オモクリ監督』での共演はあるものの、「『27時間テレビ』に出ているたけしさんを小さい頃から見ていたので、やはり緊張します」とコメント。

脚本を担当する『僕の金ケ崎』については「とにかく笑えるもの」にすることを心がけたと言い、「その時に実際に生きていた人はいないので、残されたものから最大限に想像をふくらませて物語を作っています。ですので、できる限り形にとらわれず、自由にやろうと思いました」と語り、『わたしたちの薩長同盟』(仮)については「戦国時代に比べるとより多くの資料が残されているので、できることが限られているというか、あまり無茶ができない」とコメント。両作品に共通する点として「物語が現代から始まる」ことを明かし、「現代人が授業を受けたり本を読んだりして、“なんとなく実はこうだったんじゃないか”と想像していく世界を描いていて……。そもそも今語られている歴史物語はそういう(想像の)たまものだと思うので、それをどこまで面白く書けるかが大事だと思っています」と語っている。

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