渡部篤郎×飯豊まりえ、野島伸司脚本で現代の新たな男女関係へ

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渡部篤郎×飯豊まりえ、野島伸司脚本で現代の新たな男女関係へ

渡部篤郎飯豊まりえが主演するFOD×dTV共同制作ドラマ『パパ活』の配信がスタート。野島伸司脚本による、現代の新たな男女関係を描いた物語が繰り広げられている。

「パパ活」とは、カラダの関係はなく、デートするだけで金銭的支援をしてくれる男性と交際すること。離婚した母親に恋人ができたことがきっかけで家を追い出されてしまった杏里(飯豊まりえ)は、ネットカフェを転々としながら大学に通うことに。突然、帰る場所を奪われた1人の女子大生の姿を追って、物語はスタートする。

杏里は、仏文科の女子大生で、テニスサークルに入り、彼氏もいて、それなりにリア充な生活を満喫していると思っていた。しかし、路頭に迷う杏里を助けてくれる友人はおらず、それどころか「私もやってるよ」と「パパ活」を勧めてくる始末。何だかんだ杏里も試してみるが、全く性に合わず、男性と会っても「やっぱり無理」と途中で逃げ出してしまう。

さらに、仕方なくケンカしていた彼氏に助けを求めても見放されてしまい、ドン底に突き落とされた杏里は「思ったよりも評価が低いとわかった」と悲観に暮れる……。自暴自棄になった杏里は、生活費を稼ぐ為に再び「パパ活」をすることに。そこで待ち合わせの高級ホテルにやってきたのが、栗山航(渡部篤郎)だった。

第1話では、飯豊演じる杏里の生活が中心に描かれ、大学の友人と更衣室やテラスで繰り広げるリアルな女子トーク、バイト先のレストランの制服姿を披露するなど、今を謳歌する女子大生の姿を披露。その一方で、ネットカフェに寝泊まりする姿や、「知らない人に雑に扱われたい」と悲観する姿は、絶望感に包まれ、現代を生きる少女たちが抱える闇の一端を代弁しているかのよう。

そんな彼女が、航と出会うことでどうなっていくのか? そして、第1話では謎に包まれていた航は、何を思い杏里と出会うことになったのか? 「パパ活」で出会った2人のドラマを、様々な問題作を提供してきた野島伸司がどのように描いていくのか注目だ。

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