窪田正孝「幸せになる役は似合わない」人気漫画『僕たちがやりました』をドラマ化

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ヤングマガジンで連載された人気漫画『僕たちがやりました』を、窪田正孝主演でカンテレ・フジテレビ系列にて7月期に連続ドラマ化されることが決定。窪田がオファーを受けた感想を語った。

本作は、何事も“そこそこ”で生きていければいいと思っているイマドキの高校生たちの物語。不良たちに復讐しようとイタズラ心で行った事が、なぜか爆破事件に発展しまい、平穏だった日常から“容疑者”になってしまう。クズでどうしようもないが、必死に生きる若者たちの姿を描いた青春&逃亡エンタテイメント。ドラマでは、すでに完結した原作とは異なる結末が用意されることも決定している。

窪田が演じるのは、主人公の高校2年生・トビオ。爆破事件の容疑者になってしまい、逃亡。現実逃避を繰り返すが、一方で罪の意識にさいなまれ、もがきながらも自分の生きる道を模索していく。

窪田は、関西テレビの米田孝プロデューサーから熱い想いが書かれた手紙と一緒にオファーされたことを明かし「原作の中には、もちろん幸せな部分もありますが、内面の葛藤や苦しみを描く部分も多くて、ああ、やっぱり僕のこういう顔を見たいんだな、と思いました。誰も僕の幸せを願ってないんだなと(笑)。幸せになる役は、僕は似合わないんだなってすごく思いました」とコメント。

その米田プロデューサーは、本作について「間違いを素直に認められず、どんどん追い込まれてジタバタする彼らの姿には、大人も子どもも、誰もが奥底に抱える人間の本質的な部分が垣間見えたりして、ドキッとするかもしれません」と語り、「誰よりも右往左往し、人間臭く生きる主人公・トビオ役には、変幻自在のお芝居で喜怒哀楽を余すところなく表現できるのは、窪田正孝さんしかいない」と起用の理由を語っている。

そのほか、トビオの幼なじみ・蓮子役を永野芽郁。トビオと対立する矢波(やば)高校イチの不良・市橋役を、改名後初ドラマとなる新田真剣佑。トビオの同級生・伊佐美役を間宮祥太朗。同じく同級生のマル役を葉山奨之。エロかわ系な伊佐美の彼女・今宵役を川栄李奈が演じる。

また、凡下高校のOBで、格段に“キャラ立ち”したパイセン役に今野浩喜。さらに、クールで冷酷な刑事・飯室役に三浦翔平、ドラマオリジナルのキャラでトビオの担任教師・菜摘役に水川あさみ。慇懃無礼な裏社会の弁護士・西塚役に板尾創路、その西塚をアゴで使う、謎に包まれた裏社会のドン・輪島役に古田新太が名を連ねる。

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