オードリー若林と南キャン山里は「貯金5億」YOUが断言

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タレントのYOU、芸人の若林正恭(オードリー)、俳優の青木崇高、芥川賞作家の本谷有希子といった異色の4人がMCを務め、主人公の“7つのルール”に迫っていく新感覚ドキュメント『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ系列、毎週火曜22:00~)。5月16日の放送は、京都を拠点に不動産プランナーとして活動する岸本千佳(31歳)に密着する。

岸本は、古い町家を芸術家たちのアトリエに変え、民家の駐輪場をバーに生まれ変わらせるなど、ボロボロで使われなくなった建物を魅力的に甦らせる凄腕の不動産プランナー。岸本がブログで発表した、京都の街を東京に例えた「もし京都が東京だったらマップ」は、SNSで大きな反響を呼び、書籍化もされた。

岸本は、気になる建物を見つけては、オーナーに使い方を企画提案し、設計や施工業者を見つけ、入居者の募集から運営管理まで、様々な形で建物のプランニングを行っていく。現在も京都駅近くの使われなくなった木造アパートをアトリエとして再生させようとしているが、完成の1か月前になってもまだ借り手がついていないことに、焦りとプレッシャーを感じていた……。

もともと京都で生まれた岸本は、10歳の時にスペインのサグラダファミリアの写真を見て「建物って面白い」と衝撃を受けた。大学は、環境建築デザイン学科へ進んだが、自分に圧倒的なセンスはないと感じ、建築家でなく、別の方法で建築に関わっていく道を模索し始める。大学卒業後は、東京の不動産ベンチャーでハードな5年間を過ごし、28歳で独立。地元・京都に戻り、不動産プランナーとして1人で働き始めた。彼女はどんな思いを胸に、京都に帰って来たのか? 「将来の夢はない」と話す彼女のモチベーションは何なのか? 密着カメラが心の内に迫っていく。

スタジオでは本谷が、以前、若林が「売れてすごいお金が入ってきたけど、部屋のレベルは変えるつもりがない」と話していたことを思い出し「マンション一棟購入を考えたことある?」と質問。するとYOUが「若林君と南海キャンディーズの山里君は貯金5億持ってるから」と暴露し、焦った若林は必死に反論する。

物件の借り手が見つからないと焦る岸本の様子を見た本谷は、岸本と同じく舞台公演の責任を演出家として「背負っている」立場から、「背負っている人」と「背負っていない人」の違いを、俳優の青木相手に切々と語り出していく。

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