『やすらぎの郷』熟年恋愛を40年後の沢尻エリカ、佐々木希、ベッキーらが演じたら…

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの“こじらせ系”クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。4月29日の放送では、倉本聰脚本の話題のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系列)の話題で盛り上がった。

出演者の近況を報告する「久保みねヒャダ近況まとめ」で、久保による「やすらぎの郷って道の駅の話じゃないのか」というツイートを紹介。放送直後からツイッターなどでも話題になり、久保も気になっていた『やすらぎの郷』だったが、最初はNHKのドラマだと思っていたそう。また、そのタイトルから、「地元の美味しい野菜を直売する道の駅の話かな~って」と久保。

実際は、主演の石坂浩二を筆頭に、加賀まりこや五月みどり、浅丘ルリ子、八千草薫など、昭和を代表する大スターたちが出演するシニア世代向けのドラマで、能町とヒャダインが「倉本聰先生が……」「やりたい放題だという噂ですね」「石坂浩二さんにあらゆる女が迫ってくるんですよね」と、内容の過激さを匂わせた。

ドラマでは、石坂浩二の役に倉本聰自身が投影されている一方、石坂浩二としての“メタネタ”もふんだんに盛り込まれているようで、能町は、「“先生はどこかのなんとか鑑定団に出られてましたよね”みたいな、かなりえぐったイジられ方が脚本上であるらしくて」と説明した。

このドラマの大ヒットを受けて、久保は、「あの時間帯にテレビを観る人にジャストフィットなドラマが、なんで今までなかったんだってくらいに、ピッタリじゃないですか」と指摘。能町も「加賀まりこさんとかの現役感がムンムンすごいらしくて」と、人づてながらも、ドラマの“熱”を感じたという。

さらに、石坂浩二、浅丘ルリ子、加賀まりこという、過去、実際に関係のあった3人がドラマ内で色恋のシーンを演じることも話題に。能町が「この年齢じゃなきゃできないですよ。今だから面白がってやっちゃえるんでしょうけど」と納得すると、久保が、「あと、3、40年後くらいに沢尻エリカに出てほしいよね」と願望を告白。「今いる沢尻エリカとか佐々木希とかが、頑張って現役で活躍してくださってたら、こういうドラマで観たい」と打ち明けた。これには能町やヒャダインも同意。さらに、「観たい! 私が60、70のときに観たい。いろいろ紆余曲折を経て、川谷絵音が役者になっていて、ベッキーに迫ってほしい」と妄想を繰り広げた。

久保が「脚本書くのは誰かな? やっぱり……」と尋ねると、能町は「クドカン!」と即答。さらに、前クールで話題となった連続ドラマ『カルテット』(TBS系列)つながりで、「松たか子も召喚してもらってね」と、願望を口にする久保だった(注:クドカンこと脚本家の宮藤官九郎と松は『カルテット』で夫婦役を演じた)。

番組では、この他に、国民にイジられるキツイキャラ「キツキャラ」の話題や、映画『美女と野獣』の話題などで盛り上がった。

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