永作博美『世にも奇妙な物語』歴代最多8回目の主演「時代を感じます」

2017年04月21日 05:00

永作博美が、フジテレビ系列で4月29日(土)21時から放送される『世にも奇妙な物語 '17春の特別編』のサイコホラー作品『一本足りない』で主演することが決定。永作が『世にも奇妙な物語』に出演するのは『缶けり』以来6年ぶりで、番組歴代最多の8本目の主演作品となる。

『一本足りない』で永作が演じるのは、ごく平凡な主婦・風見綾子。真面目なサラリーマンの夫、女子大生の娘、高校生の息子を持ち、「ここは私が人生をかけて作り上げた完璧なお城」と、家の中はいつも隅々まで機能的に美しく整え、料理にも手抜きがなく、全ての主婦業を完璧にこなしている。

綾子の完璧主義は幼い頃から身についたものだったが、それゆえにその“完璧なものが壊される恐怖”に怯えていた。そして壊されないよう導き出した彼女なりの方法が“決して目を離さずにいつもそばで見守ること”だった。ある朝、いつものように完璧な朝食と弁当を準備していると、シンク下の包丁入れの包丁が一本足りないことに気づく。朝食にも手をつけず、弁当も持って行かず、さっさと家から消えた家族に「どうして? 何で?」と憤慨する中、包丁で会社員を刺し殺した通り魔の少年のニュースがテレビに流れる。

永作は8回目の主演について「時代と共に“世にも奇妙な”部分が変わってきているなぁという印象を持ちました。何と戦うか、その戦い方という部分も変わってきているな、と。そういうことに時代を感じます」とコメント。「一瞬リアルがかすめるみたいなところがあって、激しい思考の中、シュッとリアルが重なるのがちょっと怖い」と語り「混乱する恐怖を主人公と同じように味わえる作品」とアピール。

完璧主義の主人公については、「“何かを守りたい”とか“大切にしたい”という思いは皆さん持っている普通のこと」としながらも、度を超えて、諦めることなく自分の意志を通さずにいられないという姿に対して「幼児のまま大きくなってしまった、ある意味ピュア」と分析。「“私はできる”とか“こんなにやっている”という思いが強くて、そこから“なのに、なんであなた達は……”と人のせいになってしまったのだと思います。この役をやるからには、彼女なりのリアリティーを持っていないといけない」と意気込み。「リアリティーとは異なる別の世界を存分に味わっていただけたらと思います」と話した。

共同テレビでプロデュースする後藤庸介は「奇妙ならではのワンシチュエーション心理劇で、最後のオチも爽快、原点に返りたい我々にとって念願の作品です。かなりブッとんだ脚本なのですが、永作博美さんに演じていただいたことで、リアルとフィクションの境界線を綱渡りするような、“面白怖い”作品となっています」と自信のコメント。「主演最多を誇る“ミス奇妙”永作さんの怪演は、27年の歴史に残ると思います」と語った。

『世にも奇妙な物語 '17春の特別編』では、そのほかに菅田将暉主演の『カメレオン俳優』、遠藤憲一主演の『妻の記憶』、中条あやみ主演の『夢男』、そして滝藤賢一、カズレーザーらが主演する3本のショートショートが発表されている。

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