小栗旬『CRISIS』初回13.9%の好スタート!第2話は急所を刺激“グンティン祭り”で大暴れ

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小栗旬が演じる主人公・稲見朗、西島秀俊が演じる田丸三郎をはじめとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント作品『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(カンテレ・フジテレビ系列、毎週火曜21:00~)。4月18日放送の第2話では、小栗が、日本を代表するアクション俳優の山口祥行と壮絶なバトルシーンを披露する。

11日放送の第1話では、新幹線爆破を目論むテロリストとの対決と、外務大臣の息子が人質にとられる事件が描かれ、謎の組織“平成維新軍”の存在が明らかになった。小栗と西島が繰り広げたスピード感溢れるアクションシーンに注目が集まり、平均視聴率は関東地区で13.9%を記録。さらには制作局のカンテレがある関西地区では18.4%を記録。その他の地域でも札幌13.7%、仙台14.5%、静岡18.4%、名古屋15.4%、広島12.2%、北部九州14.0%と好スタートを切った。

18日放送の第2話では「国家の危機に関する情報」を伝えるため田丸と待ち合わせをしていたフリージャーナリストの男が、田丸の目の前で何者かに毒物を注入され死亡。自然死という警察の判断に政府の関与を疑う特捜班は、彼が絶命間際に残した「アリス」という言葉を手掛かりに、独自に捜査を開始。しかし、捜査中の稲見と田丸に何者かが雇った殺し屋・若松(山口祥行)の影が忍び寄る。

若松を演じる山口は、2017年の「ジャパンアクションアワード」で最優秀ベストアクション男優賞を受賞するその道の第一人者。第1話で新幹線を舞台に圧巻のバトルシーンを繰り広げた三元雅芸(2016年に同賞受賞)に続いての本格的な格闘シーンとなる。

若松の打撃に対して、稲見はフィリピン武術「カリ」の「グンティン」で応戦。小栗が「グンティン祭りを楽しんでいただけたら」と語るこの武術の特徴は、相手が繰り出すパンチに対して素早く相手の腕の急所に打撃を与えていくというもの。小栗と山口が激しい練習を経て培ったあうんの呼吸と、高い技術をもって繰り広げる高速格闘シーンは必見だ。

さらに第2話では、事件に潜む巨悪に対する田丸の深い葛藤も描かれていく。善と悪が入り乱れる状況で下したある決断とは? 「私がいつかこの腐ったシステムを変えてみせます」という田丸の言葉の真意とは? また、第1話ではすれ違うだけだった千種(石田ゆり子)との密会も描かれ、西島は「ここだけ違うドラマを撮影しているみたいです」と少し照れながらコメント。徐々に明らかになっていく2人の関係性にも注目だ。

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