小栗旬、撮影を振り返り「狂ってる」“開始16分35秒”圧巻アクションで幕上げ

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主演の小栗旬が演じる稲見朗をはじめとする公安機動捜査隊特捜班の活躍を、直木賞作家の金城一紀が描いた骨太なアクションエンターテインメント作品『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』が、カンテレ・フジテレビ系列で4月11日(火)21時よりスタートする。

稲見と共に特捜班に所属する田丸三郎を西島秀俊が演じ、小栗と西島の民放連続ドラマ初共演、さらにはフランス・カンヌで開催される世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」で、アジア作品として初めて公式上映されるなど、“規格外”の展開で話題を集めている本作。

物語も冒頭からクライマックスのような盛り上がりを見せ、稲見、田丸の2人がテロリストを相手に、走行中の新幹線の中で縦横無尽に駆け巡るアクションバトルを展開。今回、特に派手な格闘シーンで小栗と対峙した俳優は、昨年の「ジャパンアクションアワード」で最優秀ベストアクション男優賞を受賞した三元雅芸。日本のアクション俳優界の第一人者である彼が、「こんなに速い格闘アクションを日本ドラマでできる日が来るとは思わなかったので、アクション俳優として嬉しい!」と喜びの声をあげるほど。

さらに小栗は、この冒頭シーンのために昨年12月下旬、寒風吹きすさぶ関東近郊の河川での撮影を敢行。極寒の水中に頭の先まで浸かって繰り広げられた迫真の演技は、このドラマにかける小栗の覚悟が生み出したといっても過言ではない。ドラマの開始冒頭16分35秒。まさに“規格外”のシーンが待っている。

カンテレの笠置高弘チーフプロデューサーが「この新幹線のシーンが、このドラマの色を決める大事なシーンなので、まずはここから撮り始めた」と語り、その衝撃は小栗自身にも残っているようで、「“狂ってるな! 関西テレビ”と思いながらクランクインしました(笑)」と振り返っている。

物語は、新幹線シーンのあと、さらにメインの事件へと移行。高層ビルが立ち並ぶ広場に、首に爆弾を巻き付けられた外務大臣の息子・宇田川圭介(白洲迅)が現れる。犯人は夜のニュースで大臣にニュース番組へ出演し、息子がこれまでに犯してきた悪行の数々を隠ぺいしてきたことを謝罪しろと要求。さもなくば、圭介を処刑するという。特捜班は、親の加護のもと、やりたい放題の圭介に反感を抱きつつも、実行犯の逮捕に向けて動き出す。ここでも見せる、小栗と西島のアクションシーンは必見だ。

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