柳ゆり菜“ステキな悪女”がハマり役!恥ずかしいペット姿も

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グラビアアイドルとして注目を集め、現在は女優としても活躍の場を広げている柳ゆり菜が、フジテレビで毎週月曜深夜に放送、FOD(フジテレビオンデマンド)で毎週日曜20:00より毎週2話ずつ先行配信されているドラマ『きみはペット』に出演し、“悪女”役を好演している。

講談社「Kiss」で2000年から2005年にかけて連載された小川彌生の同名漫画が原作。高学歴&容姿端麗なキャリアウーマンのスミレと、彼女に飼われることになった“モモ”こと合田武志が繰り広げる胸キュンラブコメディで、2003年に初ドラマ化、2011年には韓国で映画化され、いずれも大ヒットを記録している。

今回のドラマでは、スミレ役を入山法子、モモ役を志尊淳が演じ、スミレの大学時代の先輩で初恋相手の蓮實滋人役を竹財輝之助、その蓮實に接近していく福島紫織役を柳が演じる。

今回、柳が演じる紫織はいわゆる“悪女”。スミレとの再会を果たし、親密になっていく蓮實を、女の魅力を武器に誘惑していく。そんな紫織の役柄について、柳にたっぷりと語っていただいた。


――紫織の悪女ぶりについてどう思いましたか?

彼女は、自分の欲望を露わにしていますが、自分が幸せになることに誰よりも一生懸命で、誰よりも真摯に向き合っている女の子なんです。演じる上では、すごく魅力的な女の子だと思いました。ただ、典型的な“女子に嫌われる女子”ですよね。彼氏ができたら絶対に紹介したくないです(笑)

――ドラマの制作発表では、紫織が次第に人間的になっていくと仰っていましたね?

紫織は家庭環境が悪くて、“幸せをつかむ=復讐”という考えを持っています。ですが、蓮實と過ごしていくうちに自分の心が本当に動いていくのを覚えて、どんどん変わっていきます。次第に彼女の悲しい過去が見えていき、だんだんと色づいていく。まるで命が吹き込まれたみたいに変わっていく姿が、すごくステキだと思いましたし、演じていても幸せでした。

――そんな紫織を演じるのにメイクや衣装などでポイントはありますか?

原作の紫織は本当に女の子らしさ満開で、原作でもすごくきれいな手が描かれているんです。今まで爪を伸ばしたことはなかったのですが、マネージャーさんにジェルネイルをしても良いかと相談して、生まれて初めてジェルネイルに挑戦しました。

――その時のネイルはもう切ってしまったのですか?

3ヶ月限定のジェルネイル柳ゆり菜でした(笑)。ただ、ジェルネイルをしている時は、自分の手を見る時間が増えましたし、“女子度”が上がっていたと思います(笑) 世の中の女性がしている気持ちがすごく良くわかりました。それに、髪も茶色にして、原作の髪型と私の髪の長さもタイプが似ていて、“ぷにっ”としたフォルムも似ているので、紫織はハマり役だと思っています。

最初は、かなり嫌な女の子なので、嫌われちゃうかもしれないですね(笑)。私自身がドラマを見ても、スミレと蓮實が良い雰囲気になってきたところで紫織が登場して「なんで出てくるの!」と思ってしまったくらいです(笑) でも、役を見て嫌われるのは紫織を演じる上では嬉しい反応だと思っています。それに、彼女にもフォーカスが当たってくると、大きくイメージが変わっていくと思うので、最終的にスミレ派より紫織派が増えたら嬉しいです(笑)

――どのような変化を遂げるのでしょうか?

それはまだ秘密です。ただ、あるシーンの撮影が終わった時に、女性スタッフの方が号泣していて「もうダメ。紫織が大好きになりました」と言ってくれたんです。本当に演じていて嬉しい瞬間でしたし、紫織の胸の痛みに共感してくれる女性も多いんだなと思いました。

――注目してほしいシーンを教えてください。

紫織が“猫のフクちゃん”というペットになることがあるんです。そのイメージカットは羞恥心を捨てて頑張って撮影しました。先に撮影を終えた竹財さんがカメラの後ろで見ていて「早く帰って」と思いながら“猫のフクちゃん”になりきりました。すっごい恥ずかしかったです(笑)

――最後に、ドラマのみどころをお願いします。

これで3度目の実写化となりますが、今回は16話あるので、これまであまり描かれていなかった紫織の心の変化を見ることができます。また、過去作品の放送当時は、原作が終わっていなかったので、最後まで描くことができませんでした。今回は、そういった意味でも完全版といえるドラマになっていると思います。ぜひ、たっぷりと楽しんでください。

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