キスマイ藤ヶ谷“究極のドMキャラ”に起用された理由は“表裏の要素”

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観月ありさ主演で、フジテレビ系列で4月23日(日)21時よりスタートする新ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』に、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、髙嶋政宏、新川優愛、上川隆也の出演が決定。番組をプロデュースする共同テレビの森安彩が起用の理由を語った。

本作は、美人で名家のお嬢様にして、三度の飯より「骨」を愛する女性、主人公の九条櫻子(観月)が、次々に起こる難事件を解決していくミステリー作品。櫻子は、法医学を学び検視もできるが、それを本職にはせず、自分が一番好きな「骨」を愛でるあまり“標本士”として、博物館の依頼を受けて自宅アトリエで動物の骨を日々組み立てている。

今回、藤ヶ谷が演じるのは観月のバディとなる館脇正太郎。正太郎は、大学はおろか、大学院の卒業が近づいても進路が定まらず、やむなく就職活動を始めるも、就職浪人……。挙げ句、2年目でも希望の企業には入れず、大学の就職課の紹介で「博物館職員」になった新人事務員。ひょんなことから新たな仕事を命じられ、櫻子と出会うことに。自分とはまるで違う価値観を持ち、時に常識も通用しない“変人・櫻子”に驚かされてばかり。「この人のことをもっと知りたい!」と思う反面、人間や死に関して冷酷なことを言うたびに、「本当に心がない人なのでは?」と不安にさせられる日々を送っている。

これまで華やかでカッコイイ役を演じてきた藤ヶ谷にとって、正太郎は最も地味でダメダメでさえない役と言っても過言ではないキャラクター。藤ヶ谷も“究極のドM男”と自ら評し、「正義感が強くて、不器用が故に思っていることが表情に出てしまう青年です。ビビりな一面はありますが、困っている人がいれば助けようとする“常識人”」と印象を語っている。

共同テレビの森は、正太郎を「現代日本人の平均的な目線を持つ、言わば視聴者に最も近い存在」と紹介。藤ヶ谷の起用について「“大人だけれど、どこか少年っぽさも残している”、“強さもあるけれど、優しさや柔らかさもちゃんと持ち合わせている”、そんな印象からでした。表裏のはずの要素を両方持っているところが正太郎にも通じる」と語り、「実写版ならではの新たな正太郎の魅力を発掘できる。そして、きっと藤ヶ谷さんの俳優としてのまったく新しい一面も見ることができる」と期待を寄せている。

ドラマにはそのほか、一見明るくてノリのいい刑事だが、実は上昇志向の刑事・山路輝彦役を髙嶋政宏、正太郎の同僚でスタッフルームのムードメーカー的な存在の志倉愛理役を新川優愛、そして、正太郎と愛理の先輩学芸員の磯崎齋役を上川隆也が演じることが発表されている。

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