卓球平野&アルペンスキー皆川『ライオンのグータッチ』サポーター就任に「やりがいを感じる」

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ロンドンオリンピックの卓球銀メダリストの平野早矢香、オリンピック4大会連続出場の皆川賢太郎が、夢を追いかける子どもたちの成長を見守る応援ドキュメントバラエティ番組『ライオンのグータッチ』(フジテレビ系列、毎週土曜9:55~)の新サポーターに、この春から就任することが決定。いずれの選手も子どもを継続指導する姿をテレビで披露するのは初となる。

平野は、2008年北京大会、2012年ロンドン大会と2大会連続でオリンピックに出場。ロンドンでは福原愛、石川佳純と共に女子団体で銀メダルを獲得し、日本卓球界に初のメダルをもたらした。そんな彼女が指導するのは、攻める卓球が出来ず、負けてばかりの小6の卓球少年・武蔵くん。卒業までに悲願の公式戦初勝利に導くため指導に当たっていく。現役時代は気迫あふれるプレーから「卓球の鬼」とも呼ばれた平野の指導法に注目だ。

平野はサポーター就任について「卓球が好きで、指導することも非常にやりがいを感じる」と語り、「初めて会うお子さんを指導する不安はありますが、自分の指導力を試せる機会でもある」と意気込み。「自分の経験を伝えて、選手が今まで出来ないことを出来るようになって、うれしそうな表情を見せてくれるのが私自身もうれしい」と話した。指導中の武蔵くんについては「基本的なところからしっかり積み重ねていければきっと良くなっていく」と語り、「今は練習したことがなかなか出せていないので、まずはその成果を十分に出せるように。試合で勝てるのかどうなのかというところまで持っていくのはまた次の課題かと思っています。短期間でいろいろなことを指導していくので、やれることは全てやりたいです!」と展望を語った。

そして皆川は、1998年の長野大会から2010年のバンクーバー大会まで4大会連続出場。日本スキー界の歴史を変える“革命児”として現在は、スキー産業の発展に尽力している。今回、新潟の苗場スキースクールに所属する小学4年の啓人くんを指導。昨シーズンの大会で失格の悔しさを味わった彼の雪辱を果たすべく、世界の大舞台で様々な経験を積んできた皆川ならではの指導を見せる。

皆川は「アルペンスキーを目指してくれる子がいるのはうれしい」と語り、「小学4年という年齢だとまだ言われたことをすぐに具体化するのはなかなか難しいのですが、啓人くんはアドバイスすると身体で表現するのは思ったよりスムーズだったので正直驚きました」とコメント。「アルペンスキーは1秒の差がすごく大きい競技なので、パフォーマンスをまとめる力をこれから是非つけていって欲しいと思います。そういう意味では、今回グータッチに出ることで、映像で自分自身の滑りを振り返ることが出来ますし、番組に追いかけてもらうことで毎日自分の中でも課題を持って取り組めると思う」と意気込んでいる。

卓球&スキーの企画は、3月4日、11日、18日、25日の4週連続で放送される予定。

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