ブルゾンちえみ「芸人界の西野カナ」大きな“使命”を持ってR-1決勝へ

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カンテレ・フジテレビ系列で2月28日(火)19時から生放送されるひとり芸No.1決定戦『R-1ぐらんぷり2017』の決勝戦に進出したブルゾンちえみにインタビュー。決勝までの道のりや、決勝への思いなどを語っていただいた。

<決勝トーナメント>
A組(レイザーラモンRG、横澤夏子、三浦マイルド、復活ステージ3位)
B組(ゆりやんレトリィバァ、石出奈々子、ルシファー吉岡、復活ステージ2位)
C組(ブルゾンちえみ、マツモトクラブ、アキラ100%、復活ステージ1位)

<インタビュー>

――決勝進出おめでとうございます!

実は決勝が決まった瞬間に「よっしゃー!」ってならなかったんです。むしろ「本当に?」って。これまで2回戦までしか行ったことがなかったので、準決勝に出られた時点で凄いことだったんですよね。もちろん決勝に行くために頑張ってきたのですが、本当に行けたという感動が先に来ました。

――大会期間中に何かあってそのような感情に?

昔から賞レースに憧れていて、R-1に出られたらめちゃくちゃカッコいいと思っていました。準決勝が決まった時に、本当に決勝に出られる可能性があると思うと、ライバル心がメラメラというよりも感無量でした。それに、マネージャーさんとか社長さんとか事務所の人から「絶対にちえみは決勝行けるから、その日は仕事入れてないよ」とずっと言われていて、私自身は「行けたら良いですけどね」くらいの感じだったのですが、それを言われることによって“もしかしたら行けるのかも!?”と、自分ひとりでは思い浮かべなかった決勝の具体的なイメージができるようになりました。

――決勝の枠についてはどう思われますか?

マツモトクラブさんもアキラ100%さんもどちらも強いですが、マツモトクラブさんが隣に来たのはめっちゃ怖いです。私とは全然違う戦い方をしますから。アキラさんも全然違うんですけど(笑) 特にマツモトクラブさんは違うじゃないですか。だから支持してくださる層が別れると思うんです。マツモトクラブさんみたいなネタが好きな人が私に入れてくれることは難しいというか。そういう意味で脅威に感じます。

――決勝のネタはすでに決まっていますか??

2本に絞っていて、どちらを先にやるかを悩んでいます。ひとつは絶対にやりたいネタがあって、ピンの新しいネタなので、これをテレビでやりたい。でも、1発目で出すんじゃなくて2発目で出したいので、なんとかしてこのブロックを勝ち上がりたいです。

――今大会に向けてのネタ作りは大変でしたか?

作家さんに「女として指南されたがっている人たちがたくさんいるぞ。もっと上から言っても良いんじゃないか?」と言ってくれて、私はそういう伝える役を担っているんだって。芸人界の西野カナというか、そういう役割があるのねって(笑)。そういう使命感を持ってネタを作っていきました。

――その使命を達成にした暁には冠番組が待っていますが?

いろんな国のイケメンを集めて、ブルゾンちえみwith Bオーディションをやりたいです。私の後ろに立たせるための体を鍛えたいろんな人種の方をはべらせて。ただただ、私が楽しいだけの番組になります(笑)

――決勝に向けて
3人のイメージがあると思うのですが、もともとピン芸人なので「ピンでも面白いじゃん!」と思ってもらえるように頑張ります!

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