西内まりやと山村隆太（flumpool）が出演しているドラマ『突然ですが、明日結婚します』（フジテレビ系列、毎週月曜21:00～）の第5話が放送され、人気アナウンサーの“ななりゅー”こと名波竜（山村）と、エース営業マンの神谷暁人（山崎育三郎）による、高梨あすか（西内）を巡るバトルが繰り広げられた。

本作は、銀行員としてバリバリ働いているが、結婚して専業主婦になりたいあすかと、絶対に結婚したくないと考えている人気アナウンサーの名波を中心に繰り広げる“最旬”すれ違いラブストーリー。いよいよ交際をスタートさせた2人だったが、第4話のラストで不意に神谷があすかにキス。その姿を名波が目撃したところで終わった。

第5話は、名波が居候する小野広紀（森田甘路）の家で、あすかの同僚、桐山莉央（中村アン）、牧瀬桃子（岸井ゆき）の5人でいつものようにパーティをするところからスタート。あすかが楽しそうにお好み焼きを焼く姿を物憂げに見つめる名波。皆で楽しんでいると小野がマンネリ打破のために、あすかの家に行こうと提案。後日、あすかの家で鍋パーティをすることに。

そんな中、あすかは神谷も関わる新共同プロジェクトのメンバーにならないかと上司に誘われる。およそ3年程度のプランで、キャリアアップにも繋がると言う上司に対し、あすかは返事を保留する。

迎えた鍋パーティ当日。名波は急な仕事のため参加できなくなってしまったが、その帰り道、小野が莉央に告白し、2人は付き合うことに。小野は名波にそのことを伝え、更に同棲することになったと打ち明ける。驚きながらも2人の交際を喜び、部屋探しを始めようとする名波に対して、小野は「莉央が引っ越すのを面倒くさがっているので、このまま住んでいて良いよ」と伝える。名波は遠慮して「じゃあ家賃払うよ」と言うと、小野は「180万」と手を差し出し、名波は「ムリです」と即答。「高梨と一緒に住めば良いじゃん」と言い、あすかがこれから神谷との共同プロジェクトに参加するらしいからもっと焦った方が良いと告げ、「ただでさえ忙しいんだからムリしてでも一緒に居る時間を作った方が良い」とアドバイスをおくる。

そしてある日、名波の先輩アナウンサー三上響（沢村一樹）がインフルエンザのために病欠。三上が司会を務め、神谷が出演する経済番組に、名波が代打で登板することに。名波が神谷の楽屋に行きあいさつすると、神谷は、以前あすかと一緒に名波から街頭インタビューを受けた際に「結婚を前提に付き合っている」と勝手なことを言ったことについて「あなたにも申し訳なかったなって反省しています。まさか高梨さんと付き合っているとは知らなかったから」と謝罪。名波は平静を装いながら「ご存じでしたか、だったら話が早いです。これ以上余計なことはしないでください」と忠告する。すると神谷は「余計なこと？　例えばキスとか？」と名波を刺激。「ふざけんなよ」と詰め寄る名波に「あなたに高梨さんを束縛する権利はあるのかな？　結婚はしないが手放しもしない。都合の良い考えだよね。でも、彼女の立場になって考えてみたら飼い殺しみたいな物でしょう。僕にはそんなことはできない」とバッサリ切り捨てる。

また別の日、あすかは名波に高梨家特製のカレーをごちそうすると約束。母・典子（石野真子）とカレーを作って待っていると、偶然拾ったと言ってタクシー運転手の父・新太郎（古舘寛治）が神谷を連れて帰ってくる。あすかたちが驚いていると、そこに名波も登場。最初は微妙な空気が流れながらも楽しく食卓を囲み、新太郎が酔いつぶれたところで家族が部屋から連れ出すと、名波と神谷のバトルが再燃。

「神谷さん、なんでいるんです？」と名波が切り出すと、神谷は「すごい縁だと思った。だって、たまたま乗ったタクシーが高梨さんのお父さんだよ。しかも僕に気付いてくれた」と語り、あすかを見て「本当に良いの？　結婚できないかもよ」と切り返す。それに対して名波が「条件並べて相手を選ぶような人よりは良いんじゃないですか？」と反論すると「相手の気持ちを知っていて無視するほど残酷な条件はないと思う。無意識のうちに相手を苦しめていることを自覚した方が良いと思うよ」と告げる。あすかは「それでも一緒にいたいと思うんです。ごめんなさい」と返し、神谷は帰宅する。

その後、落ち着いた名波は高梨家での団らんを振り返り、「あすかが家庭を持ちたいと言っていたのがわかる気がする」と語り、名波は両親が離婚して、母は自分を育てるために再婚したが、その姿が幸せそうに見えなかったと打ち明け「俺は結婚が信じられない。だからあすかがどうしても結婚したくて、この先相応しい人が現れたら遠慮なく俺を捨てて良いから」と伝える。あすかはそれを受け止めながらも「覚えておいて。私が結婚したいのは名波さんだけだから。これからも結婚したいってずっと言い続けるよ。だから名波さんも嫌だってずっと言い続けて。いや嘘だな。たまにくらいにして」と笑顔を見せる。それを聞いた名波は「2人で暮らしてみない？」と提案するのだった。

この日の放送に対してSNS上では、名波と神谷のバトルに対して「ななりゅーキレるとか!!」「かっこよすぎ」「バトるところヤバイ」と注目を集め、小野邸の家賃判明シーンには「家賃180万円とかえぐい」「どんだけボンボンやねん！」と驚がくの声が上がり、「ここであすかとななりゅー同棲するの？」と今後の展開に期待する様子がうかがえた。