高橋一生が2位、カズレーザー4位…組織票ナシのイケメンランキング

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの“こじらせ系”クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。2月11日の放送では、能町が独自に集計したイケメンランキングの話題で盛り上がった。

出演者の近況を報告する「久保みねヒャダ近況まとめ」では、能町の「#NMR2016結果 1位星野源→ 2位高橋一生↑ 3位菅田将暉↓ 4位カズレーザー↑ 5位長谷川博己↑」というツイートを紹介。NMRとは、女性誌などのイケメンランキングに疑問を持った能町が、独自に集計した「能町リサーチ」の略称のこと。毎年、自身のツイッターのフォロワーから、「好きな男」を募り、それらを集計し、発表しているという。

今年は、約1600人からの回答を集計。能町は「結果、こういうことになった。星野源さん2連覇なんですけど」と、前回同様の星野源の人気に言及。またヒャダインはこの結果について「この5人を見て、イケメンの定義が変わってきたんだと思う。全員塩顔じゃないですか」と指摘した。さらに「一重まぶた感すごいんですよね」と続けると、久保は「私は一重まぶたの男が大好物なので、(この5人は)全然イケメンです」とランキングには大納得の様子。

そもそも、女性誌のイケメンランキングは組織票などのせいで正確な順位が分からず、「(その結果は)本当なのか?」と疑問を持った能町が、組織票が介在しないように始めたのがNMR。久保も「(女性誌のランキングが)権威を持ちすぎてしまうと、権威のあるランキングに自分の推しを上位に入れたいという気持ちが働いてしまうので。だから、能町さんは(NMRが)権威を持たないように細心の注意を払って、完全に無料で、雑誌にも載せないし」と、NMRの性質を説明した。

ここでランクインした人々の話に。4位のカズレーザーはNMR始まって以来の芸人としてのベスト4入り。ヒャダインはカズレーザーについて、「バランスがめっちゃ長けてるなと思って。学力が高いところを、くしゃっとした笑顔や人懐っこいところで帳消しにしたりとか。ちょっと狂った部分とかも、いろんなところで帳消しにしている感じがする」と分析すると、久保も「ツイッターとかで、カズレーザーさんが良いこと言ったっていう話題が回ってくるのが、去年一番印象的でした。そういうポジションの芸人さんって今、あんまりいないような気がする」と、カズレーザーの業界での独特の立ち位置に触れ、それが男性的な魅力につながっているのではないかと予想した。

2位の高橋一生については、「高橋さんはもともとすごい(順位が)高くて。前年度も3位なんですけど」と、その人気ぶりを強調する能町。久保は「高橋さんは昔から活躍されてて、ただ、前はイケメン枠としての役者の活躍はされてないわけで、それが近年になってイケメン枠になった“後天性イケメン枠”」と解説し、1位の星野源も同じではないかと2人に同意を求めていた。

ここでヒャダインが「ちなみに僕何位?」と尋ねると、能町からは「40位だったかな」との回答。さらに「いい方ですか?」と聞くと、「去年から15ランクダウン!」と衝撃の結果が。ヒャダインは「僕、結構落としてますね」と爆笑していた。

番組では、この他に、能町が「おばさん」と呼ばれたエピソードや、子どもの頃の写真の話題、そして、視聴者投稿「予想を下回る微妙な料理」のコーナーなどで盛り上がった。

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