女性のどっちでも良いはコレで解決『ラブホの上野さん』簡単テクニック

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俳優の本郷奏多主演のドラマ『ラブホの上野さん』(フジテレビ、毎週水曜26:25~)の第3話(2月1日)が放送され、多くの男性が頭を悩ませる「女性の言う“何でも良い”問題」と「デートの時は男性が奢るべきか問題」に対する一つの答えを示した。

本作は、「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA)で連載中の漫画・博士、原案・上野による同名コミックスが原作。五反田の繁華街にたたずむラブホテル「五反田キングダム」で働くスタッフ・主人公の上野さんが、童貞の青年・一条昇(柾木玲弥)をはじめとする恋の悩みを抱える人たちに、恋愛テクニックを伝授していく。

今回一条は、同じホテルで働く同僚の相川千尋(大沢ひかる)の女性らしい姿を見て「なんで気付かなかったんだろう。こんな身近な所に女神がいたなんて……」と一気に恋に落ちる。そんな折、ホテルに1人の青年・岡本(冨田佳輔)が上野さんを訪ねてやってくる。一条が「どちら様ですか?」と尋ねると、岡本は「相川の連れです」と答え一条は困惑。そのやり取りを見ていた上野さんに「あなたが相川さんの友達以上彼氏未満の岡本さんですね。どうして私の所へ?」と尋ねられ、相川から噂を聞いて恋愛指南を求めてやってきたと明かす。

どうにかして岡本の邪魔をしたい一条は、事ある毎に茶々を入れるが、上野さんがおもちゃを使ってドSに攻め立て一条を黙らせる。そんな中、岡本は「デート代って全額男が持つべきなのでしょうか? 千尋ってめちゃくちゃ稼いでるじゃないですか。でも、僕はゼミでバイトする時間がないので、デート代をいつも奢るのは正直辛い。でも、奢らないと食事に誘いづらくて……」と相談。

すると上野さんは「奢るというのは相手に対して何かをして上げたいという気持ちの表れです。デートの回数を我慢してまで行うものではありません」と語りはじめ、「割り勘にするなら、デートの最初に言えということです」と提案。「女性からすれば、奢りか割り勘かで自身の出費も大きく変わり、食べる金額も結構異なってくるものです」と解説し「大事なのは“おごらない”ということ。食事やデート代を支払ったのだから、やらせてくれるだろうというのは男性側の“驕り”です。若い男性の中には、奢ったんだからセックスできるだろうと勘違いしている方もいますので」と持論を展開する。

それを聞いて一条が「違うんですか? だってこっちが払ってるじゃないですか?」と声を上げると、上野は窓を開け放ち「お金払ったらやらせてくれるって、それってもう風俗嬢じゃん! それって援交じゃん!!」と声を響かせる。「そういう考え方は女性にとって失礼です。驕らずに奢った方が共感を得られるということは約束しましょう」とアドバイスを送る。

さらにもう一つ「“何を食べたい?”と聞いても“何でも良い”と言われる」という、多くの人が悩まされるシチュエーションが登場。岡本にこれ以上の恋愛テクニックを知られたくない一条は、後で伝えると言って追い返す。すると上野さんは、一条をむちゃカフェに連れ出し、指南を続ける。

「これは非常に危険なトラップです。対応を誤ると、優柔不断な男、スマートじゃない男と思われてしまいます」と語る上野さんは、一条に「今日は奢ります。飲み物は私が適当に頼んでおきます」と言って店のマスターにサインを送る。「はい、何でも良いです!」と喜ぶ一条だったが、運ばれてきた飲み物を口にすると、あまりの不味さに吹き出し「なんですかコレ」と言って怒り出す。

上野は「ほら。人というのは“何でも良い”と言っておきながら文句を言うのです。今のは極端な例ですが……」と語り、改めて一条に「アイスティとアイスコーヒーのどちらを飲みたいですか?」と問いかける。一条はアイスコーヒーを選択し、さらに上野さんは「では、アイスコーヒーとコーラなら?」と再び質問。「それならコーラかな」と答えるに一条に対して、「このように、何でも良いと言っていても、一つずつ確認すると良いものと悪いものがあるんです。本人ですらどちらが良いのかわかっていない。女性の“何でも良い”は、何でも良くないんです!」と断言。「上手く対応するには、先ほどのような質問を繰り返す必要があります」と語り、店員の中瀬麻衣(松井愛莉)も「いろいろ提案して貰えるだけで、この人頼りがいがあるなって思います。なにより決めやすい」と笑顔を見せるのだった。

第3話のラストには、岡本と相川がデートに行く直前の様子が描かれ、岡本は上野さんの指南を最後まで受けていないにもかかわらず、指南を超える完璧な対応を見せ、一条を感動させる。上野さんも「女性が“何でも良い”と言いがちなのは、彼女の願いがただ目の前の好きな人とただ一緒にいたいという明確な1点だけで、そのほかのことには気が回らないから。そう考えるとステキじゃないですか?」と言って2人を暖かい眼差しで見つめるのだった。

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