ハワイを舞台に放送中の人気リアリティショー『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』の＃8が、フジテレビで30日深夜に放送。悠介の切ない恋模様が描かれた。

現在、テラスハウスは、画家志望でモデルのローレン・サイ、モデルのフランク奈緒美ロレイン、ショップ店員のエビアン・クー、俳優志望の澁澤侑哉、ウクレレアーティストの鮎澤悠介、家具職人のエリック・デ・メンドンサの6人が共同生活をしている。＃7では、初代シリーズのメンバー、島袋聖南と伊東大輝から刺激を受けた悠介が、ついに一歩を踏み出し、ローレンをデートに誘った。

そして迎えた＃8。ローレンは、エリックと奈緒美に「悠介に映画を観に行こうと誘われた」と報告し、「私は悠介にそういう気持ちはないと伝えていたよね。それなのに皆が悠介に“行け！”って応援していた。皆にとってこれはゲームみたい」と本音をぶつける。それを聞いたエリックは「悠介は（誘いに）行く覚悟は出来ていると言っていたから、それは好きにさせてあげたい」と語り、奈緒美も「決めるのは悠介くん本人だから」と反論。しかし、ローレンは「他の人に応援されなければ、彼が自ら誘うとは思えない。彼が失敗するように仕向けている感じがする」とさらに声を上げる。しかし、エリックと奈緒美は「それ（ローレンの気持ち）を俺からは言えない」「気持ちをバラすのは違うと思う」と諭すのだった。

一方、悠介はデートに備えヘアサロンへ。「恥ずかしいけど、人生で初めてのデートに行くチャンスがあるので、バシッと決めたい」と意気込む。しかし、ローレンの思いはわからないと不安を打ち明けつつ、「多少気持ちがあってOKしたのか、拒否すると可哀想だからOKしたのか、どっちなのかなって。無謀かもしれないですけど、自分の気持ちをハッキリさせたい」と気合いを入れる。

そしてデート当日。映画を見終えた悠介は「お腹はすいてない？　良かったら晩飯食いに行かない？」とローレンをディナーに誘う。しかし、ローレンは「金曜はおばあちゃんと食事の……今日はごめん」と断り、それを聞いた悠介は「良いよ良いよ、気にしないで。ありがとう」と気丈に振る舞い、そこで別れる。1人になった悠介はレストランに向かい、予約していたテラス席で寂しく物思いにふけるのだった。

この様子を見ていたスタジオメンバーは、悲しみながらも真摯に振る舞う悠介の行動を絶賛。しかし、山里亮太が「明るい話しをしてないとやってられないくらいVTRが切なかった。（デートに行く前に）散々言っていたローレンが、ちょっと嫌な奴じゃないかなって思えてきた」と素直な思いを語る。一方、YOUは「今日は映画までということで、悠介に気持ちを示したのかな」と語り、徳井も「自分のルールに則って意思表示をしたローレンと、大人の階段を一歩登った悠介ということなんじゃないかな」と2人の気持ちをくみ取っていた。

そのほか＃8では、侑哉の言動にエビアンが不信感を抱き、話し合いを持つシーンや、奈緒美が卒業を宣言するシーンなどが放送された。