菅田将暉“ふんどし姿”を披露!映画『帝一の國』予告編の秘密を告白

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俳優の菅田将暉が18日、千葉・幕張メッセで開催中のイベント『ジャンプフェスタ』で行われた映画『帝一の國』(2017年4月29日公開)トークショーに出席。映画の予告編で披露されている“ふんどし姿”の秘密を明かした。

『帝一の國』は、コミック誌『ジャンプSQ』(集英社)で2010年から2016年にかけて連載された古谷兎丸の同名コミックスが原作。菅田は、どんな手段を使ってでも生徒会長になりたい主人公・赤場帝一を演じる。

この日のイベントには、菅田に加え、原作の古谷も出席。まず、古谷が登場する、「高校生が政界さながらの選挙戦を行います。僕も熱く描こうと思った作品なので、その思いが伝わってほしい」と作品への思いを語った。

そして、菅田が登場すると「学生の頃、友達の家で『ライチ光クラブ』を読んで以来、古谷先生の大ファン」と明かし、「デビュー作の『Palepoli』が、今の僕くらいの年齢で描かれて、それがあまりにも芸術的すぎて、漫画という枠を越えているとショックを受けた」と、その熱烈ぶりをアピール。

会場では予告編が上映され、菅田演じる帝一のふんどし姿が披露された。これについて菅田は「予告に関しては世の中の『帝一の國』のことを知らない人に向けて作ったんです。いろんな映画を見に来た人に、ふんどし姿を見せて印象づけたい。でも実は、ここのふんどし姿は本編とは全然関係ない映像なんです」と、予告のためだけに撮られた映像であることを告白。もちろん原作のふんどし姿で和太鼓を叩くシーンはあるようで、「某CMで太鼓をやっているのですが、その時と太鼓の先生が同じで、あれと同じくらいの難しさだろうと言っていました。それに、帝一を演じる上で不可欠なピアノも披露します。ピアノは10年ぶりくらいなので、帝一とかぶる」と話した。

また、演じる帝一については「必死感がすごい。なんでこんなに一喜一憂して、使命感みたいなものを背負ってゴールに突き進んでいくんだろう。どんな汚いことでもしていくという戦い方は憧れる部分もあります」と印象を語った。さらに「帝一を演じるのは自分しかいない」と語っていたことが明かされ、「漫画の顔立ちもそうですし、よく七三分けをするので(笑)」と帝一との共通点にも言及。古谷も「帝一と見た目も存在感もそっくりですし、どう演じ切ってくださるのか楽しみです」と太鼓判を押した。

そんな中、収録の話題になると、菅田は現在撮影中の父親・赤場譲介役の吉田鋼太郎とのシーンについて「まだ3日しか撮影していないのに声が枯れてしまった」と告白。「そのまま舞台で公開したいくらいの声量です」とその熱量の高さを伺わせた。また、永井聡監督の撮影については「こだわりがすごくて時間はかかっていますが、そのおかげで映像がめちゃくちゃカッコイイです」とコメント。最後に「裸一貫で頑張って、絶対に面白いものにします」と、今後の撮影に向けて意気込みを語った。

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