ドラマ版『クズの本懐』国民的美少女がキス連発、ブラ露出「これ地上波でいけるの?」

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横槍メンゴ原作の漫画『クズの本懐』が、ドラマとアニメで同時提供されることが決定。アニメで主人公の声を担当する声優の安済知佳島崎信長、ドラマでW主演する吉本実憂桜田通が15日、東京・台場のフジテレビで行われた「ノイタミナプロジェクト発表会2017」の『クズの本懐』ゲストトークに参加した。

本作は、高校2年生の安楽岡花火と粟屋麦が、誰にも言えない秘密の契約を結び、不条理な感情を慰め合い堕ちていく様が描かれる恋愛物語。まず、安済と島崎が登場し、それぞれのキャラクターを紹介。安済は「花火ちゃんは凄く純粋で真っ直ぐで一途。だけど純粋をこじらせている」と語り、麦の彼女にも関わらず「お兄ちゃん(幼なじみの鐘井鳴海)が本気で大好き」だと言う。一方、島崎は「麦くんはイケメンで女子に人気があるけど、思春期をこじらせている。麦にも昔から好きな人がいて、かつて家庭教師だった茜先生に片思いしている」と紹介。「お互いが、自分の想いは届かないと気付いて。2人で慰め合おうかってことになった」と2人の関係を解説した。また、男女の際どいシーンが満載のPVが紹介されると「そういうシーンにもまっすぐに向き合っています」と力強く宣言した。

続いて、ドラマに出演する吉本と桜田が登場。実写版のPVが上映されると、いきなり吉本と桜田のキスシーンで始まり、その後もキスを連発。さらには、桜田が後ろから手を回して吉本のブラウスのボタンを外していき、下着が露わになっていくなど、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに選ばれたことのある吉本の女優魂を感じさせる衝撃的な映像が映し出された。これには司会を務めた吉田尚記 (ニッポン放送アナウンサー)も「これ地上波でいけるんですか?」と心配するほどで、初めて実写版の映像を見たという島崎も「初っぱなから度肝を抜かれました。実写であそこまで真正面からガッツリと向き合っているなんて……」と驚きの表情。一方で「文字通り体を張って演じているのを見て、アニメも負けてられない。すごいモチベーションを感じた」と賞賛した。

さらに、アニメとドラマが原作を最後まで描き、さらに原作を含めた3作品すべてが同時期に結末を迎えることが発表されると、桜田は「こんなに素晴らしい作品に携わらせて頂き光栄です」と喜びを語り、「原作があってアニメがあり、そして実写化ができる。このドラマを見て、原作やアニメの素晴らしさに気付いてくれる方がいたら嬉しいです。そして、どれもしっかり“クズの本懐だったね”と言われるように、一丸となって作っていきたい」とコメント。吉本は「連ドラ初主演を務めさせて頂きます。プレッシャーもありますが、この作品が伝えようとしているモノをお芝居で表現できるように精一杯頑張りたいです」と意気込みを語った。

そして、安済は「この作品は共感できない方が良いと思うんです。でも、共感できる部分があって、どんなに純粋な人でもちょっと間違ったらクズになれるって。そんな人間はいっぱいいると感じました」と語り、島崎は「原作も実写もアニメも、思わず目を背けたくなるような、ショッキングな描写がたくさんあります。だけど、ちゃんとそれらを積み重ねていって、表現したいテーマ、答えを提示できるように、皆さんに届けたいと思います。原作、実写、アニメ、最後まで楽しんでください」とアピールした。

『クズの本懐』は、アニメ版がフジテレビのアニメ枠“ノイタミナ”ほかで1月12日(木)24時55分からスタート。ドラマ版は、フジテレビ地上波で1月18日(水)25時55分からスタートし、FOD(フジテレビオンデマンド)で放送前に先行配信される。

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