ビートたけし『THE MANZAI』収録を振り返り「現在の最高峰」

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フジテレビ系列で12月18日(日)19時から放送される『Cygames THE MANZAI 2016 プレミアマスターズ』の収録が3日、フジテレビ湾岸スタジオで行われ、“最高顧問”のビートたけしとMCのナインティナイン(矢部浩之、岡村隆史)が取材に応じ、今年の感想を語った。

2011年から2014年まで“日本一面白い漫才師を決める大会”として開催してきた『THE MANZAI』が、昨年から“コンテスト形式”ではなく、人気・実力を兼ね備えた漫才師のオールスターが一同に集う、“年に一度の漫才の祭典”としてリニューアル。

今回、ネタを披露するために、海原やすよ・ともこ、ウーマンラッシュアワー、おぎやはぎ、キャイ~ン、銀シャリ、サンドウィッチマン、スピードワゴン、タカアンドトシ、千鳥、チュートリアル、トレンディエンジェル、ナイツ、中川家、博多華丸・大吉、爆笑問題、ハマカーン、パンクブーブー、フットボールアワー、ますだおかだ、矢野・兵動、笑い飯といった錚々たるメンバーが集結。これに、12月10日(日)13時30分から放送される事前番組『Cygames THE MANZAI 2016 プレマスターズ』に出場する若手芸人15組の中から勝ち抜いた2組が加わる。

収録を終えたたけしは「やっぱりここに出てくるコンビはちゃんと合わせてきている。普通はちょっと客が引いたなというのが出てくるものだけど、ハズレが1組もない」と語り、「あまりにバカバカしくてウケてたり、上手いテンポの良いボケでウケてたり、各コンビが持ち味を出して、様々なセンスで笑いを取っていた」と総評。一方、ナイナイは「トップの漫才師のネタを無料で見られてただただ面白かった」(岡村)、「予選会の2組も入っているのですけど、若手も面白かった。この舞台を目指して若手の方々も出てきて欲しいと思いました」(矢部)とコメントした。そして、印象的だったコンビを聞かれると岡村が「(千鳥の)大悟を見ているだけで笑っている自分がいて、千鳥のファンになっているのに気付いた」と語り、矢部も「大悟のアノ感じは下手したらムカつかれるんですよ。でも、今日はハマっていた」と絶賛。

また、たけしが番組冒頭でフリップ芸を披露しており、今後、ナイナイがネタを披露する可能性について話が及ぶと、岡村は「絶対にケガをする(笑) NON STYLE石田にネタを書いてってお願いしたんですよ。そのかわり、ちゃんと予選会から出ないと」と語り、矢部は「予選会で落ちてもMCはやらせてもらいます!」とMC継続を懇願していた。

最後にたけしは、「今の日本の漫才のトップが集まった。これを見て育った子はもっと良いネタを作れるようになると思うけど、今現在では最高峰」と語り、今回の出来に大満足の様子。矢部はウーマンラッシュアワーが、得意のゲスネタで過激な時事ネタを連発したことについて触れ「(オンエアでは)短くなっているかも」と苦笑。岡村も「危ないネタがキュッとなっているかもしれない」と振り返るなど、各コンビが全力でネタを披露していたことを明らかにした。

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