草なぎ剛「コーシャンペンソンゲーオ」タイ語を披露!水原希子とバンコクでクランクイン

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2017年1月にスタートする連続ドラマ『嘘の戦争』(カンテレ・フジテレビ系列、毎週火曜21:00~)が19日、タイ・バンコクでクランクイン。主演の草なぎ剛と水原希子が、初日の撮影を終えた感想を語った。

朝8時半。バンコクのスクンビット通りにほど近い繁華街のゴーゴーバーで、詐欺師・一ノ瀬浩一役の草なぎが先陣を切ってクランクイン。鏡で覆われた壁と天井、ネオンとミラーボールが輝く、日本では考えられないようなド派手な店で、日本人スタッフは35人、タイ人スタッフは54人、店内の客とダンサーとして外国人エキストラ120名、総勢200名を超す大規模な撮影が行われた。監督や助監督が日本語と英語の混じった指示を出すと、現地スタッフがタイ語と英語で通訳し、エキストラに伝えるなど、海外ならではの撮影となった。昼休憩には、ケータリングで来ている現地スタッフから飲み物をもらい、「コップンカップ(ありがとうございます)」と満面の笑みを浮かべる草なぎの姿があった。

続いて、草なぎの相棒的な存在で女詐欺師の十倉ハルカ役を演じる水原もクランクイン。白いブラウスにシフォンスカートという清楚な衣装に身を包み、「よろしくお願いします!」と元気よく挨拶。タイで日本人が日本人を騙すという“日日詐欺”をして稼いでいる浩一とハルカのやり取りが撮影され、草なぎは「コーシャンペンソンゲーオ(シャンパン2つください)」など、流暢なタイ語のセリフを披露。撮影の合間には、現地スタッフと何度も発音の確認をする場面も見られた。草なぎの様子を見ていた水原は「タイ語は、日本語にはない発音があるので難しいと思いますが、すごい練習をされていました。大変そうでしたけど、現地の方が理解できる位マスターされていたのですごいなって思いました」と驚きの表情を見せた。

その後、草なぎは、ネオン輝く夜の繁華街でも撮影。様々な人種と行き交いながら、何をしても満たされない浩一が鋭い表情を浮かべ、暗闇に消えていく……。まさに“浩一”が生まれた瞬間だった。さらに、ホテルのロビーでは、詐欺を仕掛ける相手を見つけようとしている最中に、30年前に浩一の家族を殺した“傷のある男”に遭遇。その瞬間、30年間眠っていた“怒り”という感情を取り戻し、日本に帰国し、復讐を決意するというドラマの肝となるシーンの撮影も行った。

初日の撮影を終えた草なぎは「なんかタイに馴染んじゃって、もうずっと居ようかな。日を追うごとに、僕はタイに来るべくしてきたんだなと実感してしまったので、もう帰りません」と笑顔を見せ、「『銭の戦争』をやってきたスタッフなのでチームワークが取れている、尚かつタイのスタッフとも連携が取れている事。海外ロケでこんなにコンビネーションがいいのもなかったんじゃないかな。これはきっとロケハンの段階で相当飲み明かしていると思いました(笑)」とコメント。またタイ語でのセリフについては「現地に来たら実は日本で覚えてきたタイ語と違っていたんだけど、そこは臨機応変に対応しました(笑) コツは外国語なので、堂々としゃべる事」と語り、最後に「夜の繁華街はいろんな人種の方々が溢れかえっていて、活気があって本当に元気。タイに来て撮影して良かったなと思える映像が、画面から伝わってくると思います」と作品をアピールした。

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