多部未華子「少し危ういかも」クリスマスの王道ラブコメで“恋愛自家栽培女子”に挑戦

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女優の多部未華子が、12月20日(火)21時よりカンテレ・フジテレビ系列で放送されるクリスマスドラマスペシャル『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』に主演することが決定。“恋愛自家栽培女子”を演じることがわかった。

今回多部が演じるのは、恋愛シミュレーションゲームプランナーの白野莉子。現実の男にまったく期待しておらず、理想と妄想に満ちた恋愛シナリオをせっせと書いている。物語は、アプリ会社「TIMEIS(タイムイズ)」の社長で、ルックス、キャリア、すべてにおいてハイスペックながら、女心が致命的に理解できない“残念男子”の黒川壮一郎(高橋一生)に出会うところからスタート。最初は、莉子が企画会議で黒川に侮辱され「現実の男がふがいないから、こっちが自家栽培しているんだろうが!」と大げんかするなど、関係は最悪……。ところがある日、黒川が部下の桃瀬に対して片思いしていることに気がつき、さらに黒川から「恋愛のレクチャーをしてくれ」と恋愛指南を頼まれ、勢いで引き受けることに。恋愛ゲームそっくりのキャラクターになるよう黒川に次々に指示し、奮闘する莉子。その甲斐あって黒川と桃瀬は急速に接近していく。だが莉子は、いつしか黒川に惹かれている自分に気付く。

多部は演じる莉子について「現実にいないような男性ばかり求めているので、そこが少し危ういかも(笑) 恋愛したい願望はあるのに、恋愛と自分の人生や生活は別物と考えているタイプ。でも、蓋を開けると、内心は乙女で、本当にピュアに恋愛をしたいと思っている」と紹介。「黒川に対しても、はじめはズケズケ言っていたのに途中で“あれ?好きかも?”となります。そんななんとも思っていなかった異性を恋愛対象として見るようになる気持ちの変わり目を、うまく表現できたら」と意気込みを語った。

また、高橋との共演について「高橋さんはリハーサルから完璧で、監督の要望にもすんなりと応えられます。色々なプランを練って現場に来ていらっしゃっていて、真面目な印象の方です。仕事はできるのに恋愛には鈍い黒川というキャラクターに、初日から見事になりきっていらっしゃいました。私としても安心して戦える人だなと思って、共演はすごく刺激的ですね!」とコメント。「気が合わない男女2人がお互いの言い分を言い合いながら、それでもどんどん惹かれていく、王道のラブコメだなと思いました。こういうラブストーリーは私も好きです!」と笑顔でアピールした。

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