2018年ロシアワールドカップのアジア地区最終予選で、グループ首位のサウジアラビアとの大一番を4日後に控えたサッカー日本代表が11日、「キリンチャレンジカップ2016」でオマーン代表と対戦する。

現在、アジア地区最終予選のグループBで2勝1分1敗の3位につけている日本代表。6大会連続のワールドカップ出場へ向けて厳しい戦いが続いている。オマーン戦は、15日のサウジアラビア戦へ向けて弾みをつけるべく、結果と内容の両方が求められる重要なテストマッチとなる。

ハリルホジッチ監督は、対戦相手のオマーンに対し「アジア地区最終予選の最中に、アジアでもトップレベルのチームと対戦できることをうれしく思います」と語り、「私たちはこのキリンチャレンジカップの後に、同じ中東のサウジアラビアと対戦するので、そうした意味でも最終予選に向けたいい準備の場となると思います」と話している。

今回、20歳の新鋭・井手口陽介（ガンバ大阪）をA代表初招集。また、2013年まで鹿島アントラーズでプレーした大迫勇也（ケルン／ドイツ）が1年5か月ぶりに復帰。慣れ親しんカシマサッカースタジアムで12年ぶりに開催される日本代表戦での活躍にも期待がかかる。この試合の模様は、フジテレビ系列で19時より生中継される。