三浦春馬「確かなパワーを貰えた」本場で“ドラァグクイーン”に感激

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ミュージカル『キンキーブーツ』は、経営不振となった靴製造工場の若いオーナーのチャーリーが、そりの合わなそうなドラァグクイーンのローラとともに経営の立て直しを図って行くという、実話を元にした物語が展開される。タイトルとなっているキンキーブーツ(=Kinky Boots)とは、ドラァグクイーン向けのブーツで、直訳すると“変態の、性的に倒錯したブーツ”という意味を持つ。

番組では、“勝手に応援団長”のはるな愛がナビゲートを担当。ミッツ・マングローブによるドラァグクイーン解説や日本版キャストを務めた三浦春馬と小池徹平の対談、そして、オリジナル版の制作スタッフである演出・振付のジェリー・ミッチェル、脚本のハーヴェイ・ファイアスタイン、世界のポップ・アイコンで本作の音楽を担当したシンディ・ローパーらの熱い思い、来日キャストのコメントを紹介。

はるなは「親が思い描いた息子が生きて欲しい人生とは逆の生き方を選んだ。それを選んだからこそ、そこで一流になって親を納得させようと思った。自分らしく生きて良い。本当にそう思える作品だと思う」と語り、ミッツは、自らの経験を元にドラァグクイーンについて「男がこれやっているんだぞというところに面白みや悲しみがある」「女性を模倣するわけだから、女性の限界を超えなくてはいけない」とこだわりを明かす。

また、三浦はロサンゼルスの劇場で本場のミュージカルに触れ「確かなパワーを貰えた」と語り、ジェリー・ミッチェルとハーヴェイ・ファイアスタインとの対談では、その魅力に迫っていく。そして、シンディ・ローパーは日本公演について「日本での経験から全く異なる背景をもっていても、日本のみなさんとわかりあえる」と成功を確信している様子をうかがわせた。

そのほか番組では、舞台セットのこだわりや楽曲制作秘話、三浦と小池が語る日本版公演の裏側などを紹介された。ブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』は、10月5日から30日まで渋谷の東急シアターオーブ、11月2日から6日まで大阪のオリックス劇場にて開催される。

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