山崎賢人「忘れられるはずがない」満員の観客がサプライズ大合奏で誕生日を祝福

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山崎賢人が6日、映画『四月は君の嘘』(9月10日公開)の試写会イベントに出席。広瀬すずが、22歳の誕生日を翌日に控えた山崎にバースデーケーキを贈り、さらに満員の観客によるバースデーソングの大合奏がプレゼントされた。

本作は、「月刊マガジン」(講談社)で連載された同名コミックスが原作。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年・有馬公生(山崎賢人)と天真爛漫な一人のヴァイオリニスト・宮園かをりの出逢いから始まるラブストーリー。フジテレビの「ノイタミナ」枠でアニメ化もされ、男女が織りなす切ない物語は大きな話題となった。

公開を4日後に控え、壇上の広瀬は「まだ実感がなくて変な感じ」と笑顔を見せ、山崎は「本当に心温まる映画なので、皆さんに届けと思っています」とアピール。映画のシチュエーションにちなんで「好きな人が親友を好きだったらどうする?」という質問には、広瀬は悩みながらも「ずっと好きではいるけど、自分からアクションを起こそうとは思わないかも」、山崎は「分析して完全に無理だと思ったら諦める。何か出来るんじゃないかなと思ったら……。親友も大切ですけどね」とそれぞれの恋愛感を語った。

そんな中、司会が翌日は山崎の22歳の誕生日であることを発表。山崎を驚かせる用意があると伝えられ、客席に背を向けるように促す。そして準備が整うと、広瀬が“ピアノを弾く公生”を再現したバースデーケーキを運び、さらに観客たちが、隠し持っていたトランペットやヴァイオリンなど様々な楽器で「Happy Birthday to You」を合奏。さすがに予想していなかったのか、言葉を失った山崎は「すげぇ……。みんなオーケストラの人?」と声を絞り出し、楽器を弾ける人たちに集まってもらったことをネタばらしされると「ありがとうございます! こんな誕生日は2度と来ない。絶対に忘れられない。忘れられるはずがない」と感動と興奮を隠しきれない様子。

イベントの最後には観客との記念撮影が行われ、山崎はあらためて「本当に嬉しいです」と語り、イベントの進行を忘れて一人ひとりに「ありがとう」と感謝の思いを伝え続けた。そして広瀬が「映画の中でも人に思いを届けたりとか、自分のことを人に伝えたりすることがテーマになっています。青春もあり、ラブストーリーもあり、ここでしか感じられないモノを受け取ってくれたら嬉しいです」と作品をアピールし、大盛況のうちにこの日のイベントを終えた。

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