天海祐希、初のシェフ役に“緊張感”と“ワクワク”

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女優の天海祐希が、フジテレビ系で10月スタートの新ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(毎週木曜22:00)で主演することが決定。初のシェフ役について「シェフというと食材、調理法、盛り付けなど一つ一つに熱意とこだわりを持って料理に向き合っているイメージがあり、きちんと演じられるのかという緊張感がありながら、新しい役へ挑戦させていただけることに、とてもワクワクしております!」と語った。

天海が演じるのは、日本だけでなく世界中から注目される三ツ星レストランの天才女性シェフ・星野光子。厳しい修業時代やパリの名だたるフレンチレストランでの修行を経て、数々の有名コンクールで優勝。帰国後は、銀座の有名フレンチレストラン「La Cuisine de La reine(ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ)」の総料理長を務め、レストランは三ツ星を獲得。メディアにも度々取り上げられ、最近ではテレビ番組でコメンテーターも務めるスター的存在だ。

しかし、ある日、彼女は店のオーナーとトラブルを起こしクビになってしまう。オーナーの妨害と高すぎるプライドが災いしてなかなか新しい店が見つからない中、テレビ番組の企画で“学校給食”を作ることになる。世界最高の料理を作ってきた彼女にとっては簡単なことだと思われたのだが、栄養・経費・味覚の違いなど、多くの壁にぶつかり失敗が続く。しかもその様子はテレビで放送され世間に知られてしまう。失った星を取り戻すため、天才シェフの給食作りが始まる。

天海は本格的なコックコートを身に纏うことについて「大変身が引き締まる思い」と語り、「自分の料理に対して絶対的な自信と誇りを持ちプライドが高いのですが、きっと何か弱い部分もある女性だと思いますので、それが何なのか? 私も彼女に寄り添いながら演じていけたら」とコメント。「包丁さばきなど、プロの料理についてもこれから学びながら、全力で演じたい」と意気込みを語った。

プロデュースを手掛けるフジテレビの長部聡介は、天海の起用について「女性の社会進出が進んだ現代でもまだまだ男性社会と言われている料理業界でトップにまで上り詰めた天才女性シェフ、しかし彼女は店を追い出され、給食作りに悪戦苦闘するという振れ幅の大きいストーリーを考えた」と述べ、「どんなに困難な状況でも前を向く強い意志、目標のためには決して妥協をしない気高いプライド、そして完璧なようでどこか抜けている憎めない性格、これらすべてを併せ持つ天海さんと共に、すべての女性がみて心の底からスカッとできる、明るく、抜けのいい、ドラマを作っていきたいと思っています」とアピールした。

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