『ラヴソング』最終回直前 “ザクッ!”とわかるストーリーまとめ

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福山雅治主演のドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系、毎週月曜21:00)が、13日の放送でいよいよ最終回。これまでの大まかな流れと、最終回のみどころをお伝えする。

物語は、元プロミュージシャンで、現在は臨床心理士として働く神代広平(福山)が、人とのコミュニーションに悩みを抱える吃音症の女性・佐野さくら(藤原さくら)に出会うことからスタート。神代は、さくらの歌声に魅了され、それまで封じてきた音楽への思いを再び蘇らせる。一方のさくらも音楽によって希望を見いだし、真摯に向き合ってくれる神代に想いを寄せていく。その後、神代の行きつけのバー「S」でのライブなどを行い、レコード会社の目に留まることになる。

そんなある日、神代はさくらに曲を提供。この曲が20年前に、神代のかつてのミュージシャン仲間で言語聴覚士の宍戸夏希(水野美紀)の姉・春乃(新山詩織)のために作った曲だったことが明らかに。そのことを巡って神代と夏希が対立し、さくらもそこに巻き込まれてしまう。そんな中、さくらは喉の不調を訴え、増村泰造(田中哲司)に診てもらうことに。すると、さくらの喉に悪性の肉腫が発見される。肉腫の転移はないが手術が必要で、病状によっては声帯を切除しなければならなくなる。さくらは、声がなくなる前に単独ライブを行うことを決意する。一方、さくらの病気を知らない幼なじみの天野空一(菅田将暉)は、さくらへ想いを伝え、親友の中村真美(夏帆)は結婚することが決まり、さくらに結婚式でスピーチを頼む……。

前回放送の第9話では、神代は、女性シンガーのシェリル(Leola)への楽曲提供の商談を行い、そこでさくらの歌う「好きよ好きよ好きよ」をSNSで拡散してくれないかと頼む。そんな中、さくらが手術をして声を失わない可能性は10%以下という事実が明らかになり、さくらの恋人となった空一は、今のうちにやりたいことをやろうとさくらに提案。思い浮かぶことを連ねるさくらの本当にやりたいことは「楽曲を作ること」だった。また、真美も、さくらの病気を知り、「親友なのにどうして教えてくれなかったの?」と激怒。しかし、さくらの思いを知った彼女は、結婚式の日程をさくらの手術前に変更するという大胆な行動に出る。一方、空一はさくらの願いを叶えるために奔走。しかし、楽曲を作る手助けだけは出来ない彼は、神代に、楽曲制作の手伝いを頼むのであった。

そして、最終回。結婚式のスピーチを前に、さくらは神代に今まで言えなかったことを伝えようと決意。しかし、空一がスピーチの時間だと迎えに来てしまう。手術が翌日と迫った時、神代は増村から、さくらが手術の同意書へのサインを拒絶していると相談される。神代は、さくらの病室へ。さくらはまだサインしておらず、真美や空一、神代の言葉にも反応しない状態だ。神代は、みんなにさくらと2人きりにして欲しいと頼む。出て行きかけた空一は、神代を廊下に呼んで、さくらの心が落ち着くまで手術を延期できないかと問う。だが、神代は延ばせば延ばすほど、さくらが声を失ってしまう可能性が高くなると指摘。病室に戻った神代は、さくらが持って来ていたギターを奏で始める。初めて、さくらの歌を聴いた時の曲だ。ギターとともに歌う神代。すると、さくらに表情が戻って来る。ついには、もう一度歌いたいと泣きじゃくるさくら。神代は、歌うためにも手術をしようとさくらに伝える。その思いを受け、さくらは手術を受けることに……。

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