小栗旬「ジャララララ」『ONE PIECE』敵キャラ声優で新たなチャレンジ

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人気コミック『ONE PIECE』の原作者・尾田栄一郎が自ら総合プロデューサーを務め、約3年半ぶりに公開される劇場版最新作『ONE PIECE FILM GOLD』。その前日譚が描かれるスペシャルアニメ『ワンピース ハートオブ ゴールド』が、7月16日(土)21時よりフジテレビ系で放送されることが決定。俳優の小栗旬が、主人公ルフィたちの前に立ちはだかる敵キャラクターのマッド・トレジャーを演じることがわかった。

本作では、航海中のルフィたち麦わらの一味を、史上最凶のトレジャーハンターとして名高いマッド・トレジャーたちが襲う。彼らは、失われた伝説の島「アルケミ」から来たというオルガ・ミスキナという少女を捜しており、どうやら彼女には、「この世界を買うことができる莫大な価値がある」と呼ばれる謎の秘宝ピュアゴールドを手にする方法を知っているという。ルフィたちもピュアゴールドを獲得しようとトレジャーたちとバトルを繰り広げようとした所に予期せぬ者が……。謎の秘宝“ピュアゴールド”に隠された「ある親子の絆」を描いた、劇場版へとつながる感動アドベンチャーストーリーが繰り広げられる。

小栗が演じるマッド・トレジャーは、悪魔の実“ジャラジャラの実”の能力者で、体中から鎖を自在に出すことができる鎖人間。海軍本部と裏世界を仕切る黄金帝ギルド・デゾーロからピュアゴールド探しを請負い、その鍵を握るオルガを狙っているという役どころ。一方麦わらの一味のナミは過去にトレジャーと出会っており、今回の再会によりその忌まわしき記憶を呼び起こすことになる……。

元々「ワンピース」ファンだという小栗は、「実は一度依頼をいただいたことがあるのですが、そのときは、“これは自分の声じゃない方がよいかな”と思う役柄だったんです」と明かし、「今回のマッド・トレジャーなら自分の声でもできる。よい役が回ってきて、すごくうれしかったです」と大喜び。ワンピースに登場するキャラクターの特徴でもある笑い声については「“ジャララララ”と笑うのですが、最初台本をもらったときは“これどうしよう”と思いました(笑)。でも恥ずかしがっても仕方がないので最初から思い切りやりました」と笑顔を見せた。

また、演じたマッド・トレジャーについては、「最凶のトレジャーハンターといわれていますが、宝に対する欲望が純粋に向かわせているだけなので、意外に憎みきれない部分もあると思います」と印象を語り、「自分なりには新しいチャレンジをしながらつくったキャラクターです。みなさんが受け止めて楽しんでくれたらと思います。ぜひご覧下さい」をアピールした。

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