乙武氏の不倫騒動で能町みね子が謝罪「他人である私にも責任の一端がある」

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの"こじらせ系"クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。4月23日の放送では、乙武洋匡氏の不倫騒動について、独自の視点でツッコミを入れた。

出演者の近況を報告する「久保みねヒャダ近況まとめ」で、能町が乙武氏の不倫における夫人の謝罪コメントに対し、「奥さんも謝ってるから一応私も謝罪しておいた」とツイートしたことを紹介。さらに、実際に次のような謝罪文を“他人”としてツイートしたという。「このたびは、他人、乙武洋匡の行動が週刊誌で報じられた件につきまして、多くの皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。このような事態を招いたことについて、他人である私にも責任の一端があると感じております。本人はもちろん私も深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした。能町」

夫人が謝罪する必然性についてネットで大炎上したこの件を皮肉り、能町は「“他人”としてまったく止めることができなかった」と頭を下げた。これに対し、久保も「本当に反省してもらいたいよね、もうちょっと自分の影響力とか考えなよ。こんだけ“他人”なのに、なんで言えなかったの?」と、この“謝罪プレイ”に乗っかり、ヒャダインも「だって知り合いでもなんでもないんでしょ?本当にどうかしてますよ」と能町を責め立てた。さらに久保が「本当に責任感ない人ですね。ビックリしました」と口撃すると、能町は、「否定できません。“他人”という自覚がなかったです」とうつむいた。

ひと通り、“謝罪プレイ”を楽しんだ3人は、「これすごい楽しい」と笑顔に。また、久保は、「自分にまったく非がないことを謝るのってちょっと気持ちいいね。あと、能町さんに非がないって分かってて責めるのもちょっと楽しい」と、このプレイの気持ち良さに言及。

能町が「(乙武氏の)奥さん謝罪しなくていいのになぁ~って。でも奥さん謝罪するくらいなら、私も謝罪しないとなって」と、今回の“謝罪プレイ”を思いついたきっかけを明かすと、久保も、「(みんな)奥さんは謝罪しなくていいって気持ちになるけど、そんなんじゃ世界平和は訪れない!」と熱弁。夫人がするなら“他人”も謝罪するべきだと、皮肉った。

さらに、久保は「本当に心の底から悪いと思っていないときほど、言葉って饒舌に出てくるんじゃない?」と、持論を展開。これには能町とヒャダインも「そうだ!」と同調した。さらに、「本当に悪い(と思っている)時って、上手く言葉が出てこないし、自分が悪いから全部受け止めようってなる」と付け加えた。

最後に能町は、先日結婚した片岡愛之助と藤原紀香にも触れ、「藤原紀香さんの結婚記者会見についても本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。「あの2人がほぼ同時にブログを更新したことは本当に申し訳ございません。更新するのを焦ったあまり、愛之助さんのブログが誤字だらけだったことも本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げ、全員の爆笑を誘った。

この回では他にも、先日最終回を迎えた平日昼の名物番組『ごきげんよう』や「ヒャダインのそっくりさん」についての話題などで盛り上がった。

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