プロレスラー・高山善廣、金髪ロングから黒髪に変身「近所の人はビックリ」

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プロレスラーの高山善廣が、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがW主演する4月スタートのハートフルホームコメディードラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系、毎週日曜21:00)に出演することが決定。ドラマ出演にあたり、トレードマークの金髪ロングヘアーからイメージチェンジを果たした。

高山が演じるのは、芦田演じる伴桜子の父親・奏太(山本耕史)の姉・赤尾琴音(松下由樹)の夫・赤尾拓真。桜子から見ると“伯母の夫”となる。拓真の職業は救急救命士で、妻の琴音は救急病院の救急医として働く有能な医師。だが、若い看護師との浮気を疑い、腹を立てた琴音に実家の伴家に戻られてしまい別居状態となっている。拓真は、何とか琴音に許してもらおうと、度々、桜子たちが暮らす伴家を訪れては謝っているが、もともと口下手なこともあり、一言話そうとすると、琴音からその何十倍もまくし立てられてしまう始末。普段、プロレスのリング上で雄々しく勇ましい姿を見せている高山が、妻・琴音に怒られ、時にスリッパでたたかれてしまうような、少し情けない姿をどう演じるのか注目が集まる。

今回、役作りのためレードマークの金髪を黒髪に変え、自慢のロングヘアーを耳が出るほどバッサリとカット。これは、新弟子時代以来およそ25~30年ぶりの出来事だという。高山は今回のイメージチェンジについて「金髪の救命士はいませんから。“気合いの表れ”といえば、そうかもしれませんけど、自分としては“仕事だから当たり前でしょ”と思っています」と語りつつ、「近所の人はビックリしていました。10数年、会っても会釈しかしなかったおじさんが“お、どうした?”って、しゃべりましたからね(笑)」とエピソードを披露した。

そして、高山はホームコメディ作品への出演オファーについて、「僕は、存在自体が日常的じゃないので(笑) 今までは、用心棒役とか忍者の怪物とか、怖い人の役が多かったのですが、今回は普通の人の役だったので、なおさら“いいのかな?”と思いました(笑)」と語り、「周りが、本当にプロの役者さんばかりなので、とにかく足を引っ張らないようにと思っています。必死なので、まだ撮影を楽しめてはいません」と思わず苦笑。演じる拓真については「真面目すぎ」と評し、「浮気の疑いをかけられて、拓真はずっと“すいません、すいません”と謝っている。僕なら“だったら別れてやる!”とか言ってしまいます(笑) でも、奥さんの尻に敷かれているところは、自分と変わらないですけどね(笑)」と語った。

また、芝居とプロレスに共通点があるかを尋ねられると「間(ま)の部分の掛け合いは、それぞれ通じる部分があるのですが、持っている技術がまったく違うので、それを活かしきれてないですね。プロレスは、言葉ではなく肉体のやりとり。芝居は、セリフのやりとりなのでつらいです(笑)」と語り、芝居への挑戦については「自分が知らなかったものを引き出してもらえるので楽しいです。プロレスでいろいろなことに挑戦してきて、やりつくした感じがあるんですけど、そういう意味で、新しいものに挑戦したいという思いはあります。カッコよく言うと、“挑戦しないと終っちゃいますから”。終わってしまったら、やることがなくなってしまうので、これからも新しいものをどんどん見つけていきたいです」とドラマ出演への熱い思いを告白。「いつも威張り散らして、相手をボコボコにしている高山が、ボコボコにされていますので注目してください(笑)。奥さん役の松下さんにスリッパでたたかれていますけど、スリッパが柔らかすぎて、全然痛くないんです。もっと固いので、たたいてほしいくらいです(笑)」とメッセージを送っている。

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