仲間由紀恵&軽部アナ『MUSIC FAIR』新司会コンビが「叱ってください」と意気込み

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女優の仲間由紀恵とフジテレビアナウンサーの軽部真一が21日、東京・台場のフジテレビ湾岸スタジオで記者会見を開き、4月2日の放送より司会を務める音楽番組『MUSIC FAIR』(毎週土曜18:00)の初収録に挑んだ感想を語った。

『MUSIC FAIR』は、東京オリンピックが開催された1964年に放送を開始し、ウィークリーの番組としては日本最長寿を誇る音楽番組。初代司会の故・越路吹雪から始まり、7代目司会として現在出演している鈴木杏樹&恵俊彰に至るまで、約52年にわたり音楽の魅力を伝えてきた。

8代目司会となる仲間は、「日本を代表する一流の歌手が集まる歴史ある音楽番組の司会を務められることを光栄に思います。私よりも出演する歌手の皆さんの方が番組に慣れていると思いますので、皆さんの助けを借りながら、音楽のすばらしさを伝えていきたいと思います」とあいさつ。軽部アナは、アナウンサーとして初めて同番組の司会を務めることについて、「フジテレビアナウンサーとして8代目というのが良いなと思っています」と笑顔を見せた。

これまでに『NHK紅白歌合戦』の紅組司会(2005年、2006年、2008年、2009年)や『輝く!日本レコード大賞』(TBS/2014年、2015年)の司会を務めるなど、大型音楽番組の司会を経験してきた仲間だが、初回収録を終えた感想を聞かれると「こんなに近い場所で、歌っているのとは違う意外な素の部分が見られるのはとても貴重だと思います」とコメント。さらに、昨年アーティストとして同番組に出演したことを振り返り、「華美な演出になりすぎることなく、アーティストの魅力を最大限に出している、品格のあるステキな番組」と魅力を語った。

一方、30年のアナウンサー歴を誇る軽部アナも「色々なところでアーティストの皆さんとご一緒してきましたが、いつもとはひと味もふた味も違う、特別な空気を感じました」と語り、「ゲストのアーティストの皆さんが、新司会になって、どう思われたのか気になります」とコメント。また、「今、改めて凄いと思うことは、司会を担当することが明らかになったときに“おめでとう”というメッセージをたくさんいただいたことです。新しい仕事が決まったときに必ずしもそういう言葉をかけていただけるわけではないので、そういうステータスを持った番組だということを改めて感じました」と気を引き締めた。

また、二人の相性を聞かれると、仲間は、軽部アナについて「周囲をやわらげてくださるし、何かあったときには引き受けてくれる頼もしさがあります。きっと面白いコンビになると思うので、楽しみです」と語り、「ときどき叱ってもらっても大丈夫です。それを受け入れる器量はありますので(笑)」とコメント。すると軽部アナは「それは5年くらい経たないと言えないと思います」と照れ笑いを浮かべながら「逆に叱ってください。うちの女子アナたちもそういうスタンスで僕に向かってくることが多いので。そういう雰囲気が出てきたら、場合によっては僕から“ちょっと……”と言うこともあるかもしれないですね」と語り、このコンビならではの穏やかなやり取りで、集まった取材陣を和ませていた。

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