関西テレビ・フジテレビ系列で3月6日（日）19時から生放送する、ピン芸人日本一を決める大会『Cygames　R-1ぐらんぷり2016』の決勝進出を決めたとにかく明るい安村が、決勝への意気込みを語った。

決勝に進出したのは、Aブロック＜エハラマサヒロ、小島よしお、シャンプーハットこいで＞、Bブロック＜ハリウッドザコシショウ、おいでやす小田、横澤夏子＞、Cブロック＜厚切りジェイソン、ゆりやんレトリィバァ、にかく明るい安村＞の9名。さらに、決勝当日に行われる“復活ステージ”を勝ち抜いた3名がそれぞれのブロックに加わり、計12名によって優勝が争われる。

決勝はA、B、Cの3グループに別れて1本目のネタを披露。それぞれのグループ1位がファイナルステージへ進出し、2本目のネタによって優勝者が決定する。判定は3人の審査員と視聴者投票によって行われ、審査員は1人3票を好きなように投票し、視聴者投票は1位に3票、2位に2票、3位に1票が入り、得票数の多い者が勝者となる。

＜インタビュー＞
――おめでとうございます！　決勝進出を知った時の感想を教えてください。

急にカメラがきたのでビックリしましたし、嬉しかったです。劇場ではいろんなネタをやらせてもらっていますが、裸のネタをやってから、パンツ姿のままコントをやったりしているんですよ。R-1は最初から服を着てネタをやれるのでありがたいですね。裸の安村とは違う一面を見せたいと思います。

――Cブロックは決勝進出経験者3名が揃う激戦区になりました。

厚切りジェイソンとゆりやんレトリィバァと復活ステージ1位。去年はマツモトクラブさんが復活ステージから大躍進しましたし、三浦マイルドさんは復活ステージから優勝しているんですよね。とても怖いブロックだと思います。

――昨年、R-1決勝進出など一気にブレイクしましたが、どんな1年でしたか？

いろんな仕事をさせていただいて、いろんなことを考えた1年だと思います。おろそかになった部分もあったと思いますが、R-1だけは特別なしっかりネタを見てくれる場所だと思っています。

――どうして裸を封印したのでしょうか？

これまでと違う部分も自分から発信していこうと思いました。まだ早いと言われることもありましたし、まだ裸ネタもやっていけるんですけど、自分から早めに仕掛けていきたいと思いました。ただ、服を着ると裸が恋しくなるし、裸だと服を着たくなる。無い物ねだりですね（笑）

――決勝進出して話した人は？
奥さんには言いました。喜んでいました。「優勝だ！」ってめっちゃ言ってました。

――去年はお子さんにパンツを握ってもらうと仰っていましたが？
毎回仕事行く時は、子どもと奥さんにパワーをためておくってくれたり、準決勝前も電話がかかってきて、「お父ちゃん頑張って」って言ってくれたので、娘のためにも、服を着ているお父さんを見せたい。普通のお父さんは服を着てるんですけどね（笑）

――服を着ているネタは本来好きなネタなのでは？

そうですね。順番で言ったら、最初は服を着ているネタをやっていて、色々やった中で裸ネタがウケたんですよね。言ってしまえばスターウォーズ的な感じで、4からやったようなイメージですね（笑）もともとやっていた部分なので、そこを観ていただけるのは嬉しいですね。

――決勝への心構えはもうできていますか？

これまでは小島よしおさんとかに相談していたのですが、今年は決勝でライバルになっちゃったんですよね。三平さんには相談しようかなと思います。お金の運用の話とかになりそうですけど、「気軽にやれ」って言ってくれる気がします。

――優勝すれば冠番組ができますが、やりたいことは決まっていますか？

週末よく奥さんとアイドルのライブとかに行っていたのですが、去年からあまり行けなかったので、ちょっと取材したいですね。今までTOKYO IDOL FESに客として行っていたので、演者として出たいです。