ユースケ「刺激的なケミストリーを起こせる」優香を“追い詰める”異常な男に挑戦

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ユースケ・サンタマリアと優香が、東海テレビ・フジテレビ系で4月2日(土)23時40分からスタートする連続ドラマ『火の粉』(仮)でドラマ初共演することが決定。それぞれが意気込みを語った。

このドラマは、「犯人に告ぐ」、「クローズド・ノート」、「ビター・ブラッド」など、数々の映像化作品を手がけているミステリー作家・雫井脩介の同名小説が原作。元裁判官の梶間勲と息子の俊郎、その妻・雪見(優香)たち家族が平和に暮らす家の隣に、かつて無罪判決を下した殺人事件の容疑者・武内真伍(ユースケ・サンタマリア)が引っ越してくることから始まる心理サスペンスだ。

ユースケが演じる武内は、三年前に起きた“的場一家殺害事件”の被疑者として起訴され、死刑を求刑されたが、無罪放免になったという経歴を持つ男。無罪判決を下してくれた裁判長の家族、梶間家と良好な関係を築き人生をやり直したいと願い、親切に尽くし始める。しかし、好意を持った相手にはとことん尽くすが、その人物にとって邪魔な人間は自らの敵と見なし、あらゆる手を使って排除する。さらに、好意を持った相手が自分を避け始めると、裏切りと見なし常軌を逸した攻撃行動に出てしまうという人物だ。

このドラマについてユースケは「今の自分を100%ぶつけられる」と語り「台詞の量は膨大ですが久々に燃えています。冷たい炎をたぎらせるイメージでやります」と意気込む。また、優香との共演について「バラエティでしかご一緒したことがありません。だから今彼女はとても不安だと思います(笑) でも現場に入れば、2人で刺激的なケミストリーを起こせると信じています。とても楽しみです」と語った。

一方、優香が演じる雪見は、明るく快活な性格ではあるが、育った家庭環境が決して人並みに幸せなものではなかったため、自分は温かい家庭を築くことを目指している。婚前に夫・俊郎の子どもを身ごもりながらも流産した経験があり、そのことを今でも秘密にし続けている。その後2人は結婚、再び妊娠し無事に出産。経済的な利点もあり俊郎の父・勲と同居している。隣家に引っ越してきた武内の言動を真っ先に怪しみ、梶間家で孤立しながらもその正体を暴こうとする。

優香は「元裁判官とその家族が容疑者に追い詰められていく姿が、どうなってしまうのだろうとハラハラする展開は、最後の最後まで本当に痛々しく、辛い」と語り、「身近に起きてほしくないけど、起きないとも限らない。読み終えて、ぞっとして、しばらくかたまりました」と、リアルなストーリー展開を楽しんでいる様子。ユースケとの共演については「10代の頃からレギュラーの番組などでご一緒したこともあり、優しくて面白くて、色々なことを教えてくださる頼れる大好きなお兄様です。そんなユースケさんに追い詰められる。ユースケさんの目を見るのが怖くなりそうですが、覚悟して挑みたい」と意気込んでいる。

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