岡村靖幸と「モテキ」作者が巣鴨デート「○○でさえあれば人生は豊か」と共感

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漫画家・久保ミツロウ、エッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの"こじらせ系"クリエーター3人が、毒舌&妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ番組『久保みねヒャダ こじらせナイト』(フジテレビ系列、毎週土曜深夜)。2月13日は、放送100回突破を記念した特別企画。番組のエンディングテーマを担当するミュージシャンの岡村靖幸と久保が、巣鴨を舞台にデートを楽しんだ。

待ち合わせ場所である六本木・アマンドに、ニューアルバム「幸福」が入った袋を抱えて颯爽と登場した岡村。一方、岡村の大ファンということもあり緊張しっぱなしの久保は、岡村から「今日は巣鴨に行ってぶらりデートを」と聞かされ、すっかり照れてしまう。その様子をVTRで見ていたヒャダインは「ほらほらほら、この顔!メスじゃないか!」と茶々を入れ、能町も「いい顔してるよ」とツッコむ。しかし、ただの緊張したファンで終わらないのが久保だった。岡村を前に、「六本木の小学校の校歌を考えていた」と、いつもの妄想を炸裂。「ヒルズの主婦が子連れでランチ♪ ポンギ~ポンギ~ポンギ~六本木小学校」という歌詞を披露し、岡村を笑わせた。

タクシーで昼の巣鴨に移動した2人は、さっそくデートを開始。街の様子に、岡村は「どこの街に行っても人はいて、どこの街に行ってもマンションがあって、どこの街に行っても子どもがいて、どこの街に行っても恋愛とか、家族とか……どこの街に行ってもあるんだなって」と、ミュージシャンならではの感性の鋭さを見せた。巣鴨地蔵通り商店街を歩く2人が岡村の新譜にちなんで、街の人々に「幸福だと思うときは?」と聞くと、「ご飯を食べるとき」「サッカーをしているとき」など、様々な答えが返ってくる。その中でも、家の商売の手伝いで台車を押す7歳の少女が答えた「この(台車を押す)手伝いをするとき」という言葉に深く感動する久保と岡村だった。

ぶらりと巣鴨を散策する最中もトークは弾む。岡村が久保に、「神様から能力をひとつ与えられるとしたら何を選ぶ? 1.才能が40倍にアップ。2.死ぬほどお金持ち。3.死ぬほど健康。4.めちゃめちゃモテる」という質問を投げかける。久保は迷わず、3の「死ぬほど健康」を選択。岡村もその答えに納得した様子で、「健康でさえあれば人生は豊か。だって鼻が詰まっただけでブルーになるじゃないですか」と語り、久保に共感した。ちなみに、岡村によると、以前、能町にもこの質問をしたところ、久保と同じ「死ぬほど健康」を選んだという。

「久保×岡村こじらせデート」と題した今回は、他にも“死”についてのディープなトークや、おせんべいのデコレーションなどにも挑戦した。来週2月20日は、2人のデートの後編を放送。ディナーを楽しみつつ、おしゃべりに興じる岡村と久保から、“大人”なこじらせトークが飛び出す。

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