関ジャニ∞安田章大「刺激を受けた」長瀬智也と“号泣”共演『フラジャイル』第5話

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関ジャニ∞の安田章大が、2月10日放送のドラマ『フラジャイル』(フジテレビ系、毎週水曜22:00)の第5話に余命1年の保育士・小早川洋行役として出演する。

本作は、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画が原作。患者の命と医療の正義のためなら、周囲との軋轢(あつれき)など一切いとわない偏屈な天才病理医・岸京一郎(長瀬智也)の活躍が描かれる。

安田演じる小早川は、岸の勤める病院に訪れ、余命はあと1年だと宣告される。しかし、小早川は悲壮感も無く、ただヘラヘラと笑いながらその言葉を受け止め、患者の身体的、精神的な苦痛、負担を緩和することを目的とする“緩和ケア科”へ入院すること承諾。積極的な治療は何もせず、残された1年をどれだけ有意義に生きられるか、ということを目指すこととなった。

入院後、小早川は検査技師・森井久志(野村周平)にばったり出会い、ひょんなことから「やりたいことも無く、むしろ余命1年は長いくらい……」と打ち明ける。そんなある日、カルテを見ていた岸は、ある抗がん剤を試していないことに気づく。森井は興味を示すが、新米病理医・宮崎智尋(武井咲)はその抗がん剤は特定のがんにしか効かないと言い、さらに岸は保険が効かない薬なので大変に高価だと補足する。己の人生の終わりが見えた時、果たして医療は何ができるのか? そして何をすべきなのか? 物語は、涙無しには見られない結末を迎える。

安田は、「自分自身もどこまで小早川さんになれるか挑みました。僕なりにできる全てを出し尽くしましたので、関ジャニの安田ではなく“フラジャイルの小早川”をお楽しみください」とコメント。また、長瀬演じる岸から投じられた言葉に号泣するシーンの撮影について「言葉の重み、身振り手振り、岸先生のひょう依……。長瀬智也さんに刺激を受けた、ということよりも、長瀬さん演じる岸先生に刺激を受け、素直に演じきることができました」と振り返った。

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