俳優・山崎育三郎、30歳になって「やり過ぎ」宣言

公開: 更新:

俳優の山崎育三郎が1月26日(火)放送のドラマ『お義父さんと呼ばせて』(関西テレビ・フジテレビ系、毎週火曜22:00)の第2話から本格的に登場。蓮佛美沙子演じるヒロインの美蘭に一度はフラれながらも恋をし続けるチャラ男・砂清水誠を熱演する。

このドラマは、中堅専門商社の部長・大道寺保(遠藤憲一)が、一流総合商社の取締役・花澤紀一郎(渡部篤郎)の愛娘・美蘭と出会い、年の差を乗り越えて結婚を決意することからスタート。まるで異なる生き方を歩んできた51歳の“おじさん”2人が、「結婚したい男」と「結婚させたくない男」として、娘をめぐり激しくぶつかり合う姿をコミカルに描く。山崎演じる砂清水は、紀一郎と同じ帝洋物産に勤めるイケメン社員。美蘭に猛アタックするもあえなくフラれてしまうが、その一途な思は今も消えておらず、美蘭への恋心で気持ちが良いくらい空回りする残念な役どころだ。

第1話では、回想シーンのみでの登場だった砂清水だが、「君のためなら死ねる」というキザな言葉と共に、短時間で視聴者に鮮烈な印象を残していた。そんな保の恋のライバルとなる砂清水を演じる山崎が、18日に30歳の誕生日を迎え、撮影終了後にキャスト・スタッフからバースデーケーキで祝福された。

運ばれてきたケーキを前に山崎は「すごい!すごい!」と驚き、「個人的にはこういう役は初めてなのですが、皆さんに“やり過ぎ”と言われるのを目標に毎日頑張っています。この作品で新たな自分に出会えることを楽しみに、一生懸命、砂清水に挑んでいきたいと思っております」とあいさつをして、ロウソクの灯を吹き消した。さらに恋のライバルとなる遠藤と恋する相手・蓮佛という、劇中ではあり得ない3人で共にケーキ入刀をしながら記念写真も撮影。蓮佛は「絶対に砂清水誠ファンや、山崎育三郎ファンがもっと増えると思います! 私も見ていて笑えますし、最高ですよね。個人としては大好きです。美蘭はもっと構ってあげればいいのに(笑)」と砂清水について話した。

山崎は砂清水の役どころについて、「砂清水自身は真面目で純粋に美蘭ちゃんが好きで、自分のことも好き。必死に一つ一つのことに全力で向き合う本気さがコミカルに見えたらいいなと思います。この作品のキーパーソンになるのではないかと思いますので、視聴者の皆さんにとって砂清水が出てきたら、ちょっとウザいんだけど何か笑える存在になれたら嬉しいです」とアピール。そして、「今まではミュージカル一筋で20代を走り抜けてきたんですけど、色々なことにチャレンジしていく中で自分の役者としての幅を広げていきたいということと、ミュージカルをたくさんの人に知ってもらいたいという2つの思が強いので、30代は映像にもどんどんチャレンジしていきますし、自分の可能性や色々なことを決めつけずにどんどん吸収していきたいです」と抱負を語った。美蘭にアプローチする砂清水のコミカルな姿に注目だ。

PICK UP