小栗旬「これヤバイっす!」“天下統一”へ向けて祝杯

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映画『信長協奏曲』の初日舞台あいさつが23日、都内劇場で開催。主演の小栗旬をはじめ柴咲コウ、向井理、藤ヶ谷大輔(Kis-My-Ft2)、高嶋政宏、山田孝之、そして松山博昭監督が登壇し鏡割りを行った。

本作は、どこにでもいそうな高校生のサブロー(小栗旬)が、突然、戦国時代にタイムスリップ。サブローがそこで出会った自分の顔とそっくりな本物の織田信長に、「自分に入れ替わって欲しい」と頼まれ、信長として天下統一を目指していく姿を描いた物語。2014年に放送されたテレビシリーズでは、桶狭間、上洛、金ヶ崎、浅井朝倉との戦いまでが描かれ、映画ではその後の物語が展開される。

撮影現場の話題になると、小栗は信長の家臣・恒興役を演じた向井と挑んだ合戦シーンについて振り返り、「馬で駆け抜けるシーンは理君と“2人で行きたくないね”と言っていました。本当に怖かったです」と語り、向井も「馬が驚いて跳ね上がっちゃって。でも、その映像を使っていただいているので結果的に良かったです」と、大迫力のシーンとなったことを紹介。そして、本物の炎の中で行われた本能寺のシーンについて大栗が「僕はしゃがんでいるので大丈夫でしたが、孝行君は相当な煙の中でやっていた」と苛酷な状況だったことを明かすと、山田は「僕は背が低いので大丈夫でした」と言って笑いを誘っていた。

また、信長の妻で帰蝶を演じた柴咲は「サブローに“結婚式を挙げよう”と言われるところは良いなって思いました」とコメント。しかし、なかなか素直になれない“ツンデレ姫”ぶりについては「素直に出せないのって面倒くさいですよね。喜べば良いのにって歯がゆさもありました」と語った。また、劇中ではサブローとの変顔対決があることを明かし、「小栗さんがうまいことけしかけてくれて、私も“コノヤロー!”みたいな感じでああいう顔になりました」と笑顔で語った。

会見の最後には鏡割りが行われ、小栗が「天下統一目指して乾杯!」と発声を行い、巨大な杯に注がれた酒を飲んだ。司会に味をきかれると「ああ、これヤバイっす」と眉間に皺をよせ、「全部飲み干してやろうと思ったんですけど、これいったら2回目の舞台あいさつに立てなくなります(笑)」と言いながらも満足そうな表情を見せていた。

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