長瀬智也と激突、手塚とおるの“嫌なヤツ”感がスゴイと絶賛

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俳優の手塚とおるが、フジテレビ系で1月13日よりスタートするTOKIOの長瀬智也主演のドラマ『フラジャイル』(毎週水曜22:00)に出演することが決定。長瀬演じる偏屈イケメン天才病理医・岸京一郎と対峙する呼吸器内科・藤原守を演じることがわかった。

ドラマは、現在「アフタヌーン」(講談社)で連載中の同名漫画が原作。病気の原因と発生の仕組みを研究・解明すると同時に、所見により、患者への診断を科学的に確定させる職責も担う“病理医”の闘いと活躍が描かれる。

これまでに特徴的なキャラクターの数々を演じ圧倒的な存在感を放ってきた手塚。長瀬と共演をした『華麗なるスパイ』(2009年、日本テレビ系)でテロリスト・ボマーK役を演じ、『半沢直樹』(2013年TBS系)で演じた銀行マン・古里則夫役の小悪党っぷりは大きな話題となった。今回演じる藤原は、医師として決して無能なわけではなく、また患者を救うために働きながらも、病理医に対する偏った考えと医師としての多忙さゆえ、どうにもこうにも憎たらしく“嫌ぁ~な”男にしか見えない役どころ。岸との激突は大きなみどころなる。

手塚は演じた藤原について「自分では病院の事を思い、自分には正直に生きていると思い、普通に演じていたのですが、監督より“もっと嫌な感じで”とオーダーがあり、それに従った」と語り、その結果、撮影中にモニターを見ていた監督が「ホント嫌な奴だなー」と言っているのを聞いいたことを明かした。手塚は「複雑な気分になりました(笑)」と語るものの、監督の期待通りの姿を見せ絶賛させた芝居に注目だ。また、長瀬との共演については、初共演した長瀬の初主演舞台「青空のある限り」を振り返り「長瀬さんはまだ17歳で、とても元気でハンサムな少年でした。それから数十年たって、またこうやってお仕事をご一緒させていただくと、とても立派で、たくましい役者さんになられた長瀬さんがいて 、すごく感動いたしました」とコメントしている。

藤原は第1話で登場。岸ががんだと報告した患者を受け持っており、岸の言う通り、がんの化学療法っているが、全く効果が見られず、逆に抗がん剤が負担をかけているのではないかと疑う。一方の岸は、そもそも、何のがんか特定するためには新たな検査が必要だと主張しているが、藤原は、自分は最初から肺炎だと思っていた、と聞く耳を持たず、挙げ句、「患者を直接治療しない病理ごときが、無責任に口を出すな」と言い放ち、二人は衝突する。

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