木下ほうか「はい論破!」大人気の“イヤミ課長”がもたらした変化とは?

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俳優の木下ほうかが、フジテレビ系で1月4日(月)18時30分より放送する『痛快TV スカッとジャパンスペシャル』に出演。収録前に取材に応じ、大人気のキャラクター“イヤミ課長”を演じたことで感じる、反響の大きさを語った。

木下が演じるイヤミ課長は、上司に媚びへつらい、部下には偉そうに接し、嫌味を言い放つ上司・馬場課長として番組の再現VTRに登場。部下を言いくるめたかと思えば「はい、論破」と宣言する姿はこれ以上ないほどに憎々しく、その強烈なキャラクターは大きな話題となっている。

木下にイヤミ課長のオファーを受けた際のことを聞くと、「再現ドラマをやるというだけで、通常やっている俳優のコミカルな路線ぐらいにしか考えていなかったです」と語り、現在の人気ぶりについては「当初、子どもに向けてやっていませんでしたし、お子さんにわかりづらいのかなと思っていました。怖いというか、意地悪な人間をやっているにもかかわらず子どもたちが寄ってくるのはどういうことなのだろう? ヒーローとか優しいキャラじゃないのに意外でした」と心境を告白した。

そして、街中で気付かれる機会も増えたそうで、「基本的には近寄りがたいようで、見られるだけのことが多いですが、公園などでじっとしていると恐る恐る近寄ってきて、ちょっと甘い顔をすると写真を撮られたり、適当な物にサインをお願いされたりするようになりました。それと、子どもたちに支持されているので、お店でお酒を飲んでいてもサラリーマンの方に“子どもに自慢したいから写真を撮らせてほしい”とお願いされることも出てきて、常に姿勢を正しておかないといけなくなってしまいましたね(笑) そんなこと今までありませんでした」と環境の変化を教えてくれた。

また、イヤミ課長をどのように作り上げているのかを聞くと、「台本はあるけど、どうやったらリアリティがあるか。僕からも提案してやってみせて良ければ採用される。みんなで作っていく感じです。気をつけているのは“やりすぎない”こと。そこに気持ち良くなってしまうとあまりに過剰になってリアリティに欠けると思うので、言い過ぎないようにしています」と明かし、さらに「僕自身は打たれ弱いです。人には強いけど、自分がやるとすぐにしぼんじゃいます。だからこそわかることもあると思います」と役作りのポイントを語った。

さらに話題の「はい論破!じゃんけん」について聞くと、「すごい抵抗ありました。テレビ局って何でもやらすなって(笑)でも、命令が下ったのでやっています。今日もこの後で踊るので不安です」と素直な思いを明かしてくれた。

4日放送のスペシャルでは、木下は「ボウリング大好きイヤミ課長」に登場。得意なボウリング大会で好き勝手にふるまうイヤミ課長を、どのようにしてやっつけるのか注目。そのほか、菜々緒、津田寛治、小林麻耶、北山宏光(Kis-My-Ft2)、蛭子能収、中川大志、森川葵らが、さまざまなキャラクターとなって再現VTRに登場する。

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