カジヒデキ&野宮真貴“渋谷系池袋ソング”を披露!“久保みねヒャダ”が感激

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今年8月に開催されたフジテレビのバラエティ番組『久保みねヒャダこじらせナイト』(毎週土曜深夜)の夏フェスイベント『久保みねヒャダこじらせライブ2015夏』で作詞された“渋谷系池袋ソング”がついに完成。このほどフジテレビ内のスタジオでお披露目イベントが行われ「池袋へ行くつもりじゃなかった ~We love I.B.R?~」の全貌が明らかになった。

番組は、大ヒット漫画「モテキ」の作者・久保ミツロウ、独特の世界観を持つエッセイスト・能町みね子、音楽プロデューサー・ヒャダインの“こじらせ系”クリエーター3人が、妄想&本音トークを繰り広げる一風変わった文化的おしゃべりバラエティ。お披露目された「池袋へ行くつもりじゃなかった ~We love I.B.R?~」は、8月のイベント内で実施された「即興すき間ソングを作ろう!」のコーナーで、“渋谷系ミュージック”と“池袋”の2テーマを組み合わせ、MC3人と観客が一緒になって作詞を行った。

この日のイベントには、わずか10日間の募集期間で4000通もの応募があり、その中から抽選で選ばれた600人が参加。まずは8月の作詞風景をVTRで振り返り、“ロサ会館”、“芸劇”、“乙女ロード”、“サンシャイン”など、池袋ならではの地名がふんだんに使われた歌詞を改めて解説した。作曲を行ったヒャダインが「完成版を作りレコーディングを行い、MVも作成しました。誰か歌っているかは僕しか知らないんですよ」と期待を煽ると、久保は「『久保みねヒャダ』にそんな交渉力あるのかな?」とワクワク感を隠せないでいた。

そして、いよいよMVの上映が始まると、池袋の街中を歩くカジヒデキと野宮真貴の姿が現れ、MC陣だけでなく観客からも大歓声がわき起こる。上映を終えると興奮状態の久保は「ロサ会館に絶対にいなそう(笑) 現存する渋谷系の2大巨頭が池袋でデートするなんて……」と声を震わせ、能町も「イベントで口ずさんだサビのメロティーをほとんどそのまま使ってくれた。それをこの二人が歌ってくれるなんて……。作曲家ってこの感動があったんだ!」と大興奮。ヒャダインも「カジさんは最初から決まっていたけど、真貴さんも参加することになって震えた」と、これ以上ないアーティストの参加を喜んだ。

さらに、カジと野宮が楽曲の感想を語り合うVTRが映し出されるのだが、その直後、スタジオに二人が登場。能町は「普通、ビデオコメントがあったら来ないじゃないですか。この番組って結構いろんなことできるんですね(笑)」と驚きの表情を見せる。一方、カジは「僕もこういうところに来られて不思議な気分」と笑顔を見せ、野宮が「息子に自慢したいです。『モテキ』とももクロのファンなんですよ」と打ち明けると、久保は「時代が追いついてきたーー!」と大絶叫。そしてヒャダインが「池袋ソングと聞いて面食らわなかったですか?」と率直に疑問を投げかけると、野宮は「私とカジくんが呼ばれたから渋谷系かなって思った(笑)」と正直な思いを伝え、ほとんど訪れたことのないという池袋の思い出や、今回の池袋ロケの感想などを語った。

そのほかイベントでは、カジのトレードマークである“短パン”に対する思い、レコーディング現場でのヒャダインのはしゃぎぶりを紹介。そして、カジと野宮が歩んできた音楽シーンや “渋谷系”全盛期について振り返り、その当時の苦悩などを明かした。そして、最後には、MCの3人とカジ、野宮、そして会場が一緒になって、「池袋へ行くつもりじゃなかった ~We love I.B.R?~」を歌い、大盛況のうちにイベントを終えた。

この日の模様は、12月19日(土)と1月16日(土)に25時35分から放送する『久保みねヒャダこじらせナイト』で紹介される。

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